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008ch このはてしなく遠い男坂

表向きの理由は概ね体調不良。

先ずは編集担当のロイさんから、暫く定例の集まりには顔を出せなくなるとの連絡があって。

次に、編集助手のルイからプロジェクトからの一時離脱を決めた旨の連絡があって。

そして、22.10.13に予定していた定例の集まりに、アニメに関して喋らせろと希望して企画に参加してくれた新人さんから行かれないとの連絡があって、このままフェードアウトなのかそうではないのか分からん現状。

新人さんが来てくれていたらこの日は、「習慣アマプラでこれ観たよ(仮)」というタイトルそのまんまの内容のラジオの録音を予定しておりまして、とりあえずあたしは「青葉家のテーブル」について喋ろうかなと思ってたんですよ。

全四話からなるwebドラマ版と、後から作られた劇場用映画とがあって、映画のあらすじをそれこそアマプラから引っ張ってきたものが以下の通り。

「シングルマザーの春子(西田尚美)と、その息子リク(寄川歌太)、春子の飲み友達めいこ(久保陽⾹)と、その彼氏で小説家のソラオ(忍成修吾)という一風変わった4人で共同生活をしている青葉家。夏のある日、春子の旧友の娘・優子(栗林藍希)が美術予備校の夏期講習に通うため、青葉家へ居候しにやって来た。そんな優子の母・知世(市川実和子)は、ちょっとした"有名人"。知世とは20年来の友人であるはずの春子だが、どうしようもなく気まずい過去があり…。」

で、webドラマも映画も企画、制作が北欧、暮らしの道具店、故に、あらすじの云う共同生活ってやつがこじゃれた家具や雑貨が彩る丁寧な暮らしってやつ、そりゃもういけすかねえ買っても買っても追い付けない誰のものか分からねえ暮らしですよ、そう歌っていたYO-KINGも今はYUKIの旦那、ゴミ箱から血の匂い、熟れた花の香り、もおもおもお。

で、実際にwebドラマ版の方では、短編故に然程鼻に付きはしないもののいけ好かない雰囲気がいけ好かないまんま映ってありまして。

しかし一方映画の方は、それをしゃらくせえと言い切り批判的な態度をとるキャラクターを登場させておりまして、それを演ずるが上原実矩、この上原実矩がまぁ素晴らしいんですよ居佇まいで表情でもう体現しちゃってるんですよその内面を、なり切っちゃってるんですよそのキャラクターに。

青春映画であると同時に青春の落とし前映画、同世代のみならず母娘の世代間にもエールが飛び交うガールズエンパワーメント映画、「青葉家のテーブル」のその魅力を喋れるしなんなら同じ松本壮史演出によるテレビドラマ、「お耳に合いましたら。」とも共通する特色、お笑い芸人の起用に関してもちょっと喋りたい事がある、けど、作品そのものよりもむしろ上原実矩について喋りたいからこそ「青葉家のテーブル」を引っ張ってきたとこもあるという逆算的な事の次第。

て、今調べたらSHISHAMOのMVに出てた娘さんか上原実矩、やっぱ凄えなやつらの慧眼。

とまれ。

劇場での観賞以来に、やっぱ片桐仁のエピソードだけ要らねんだよなぁ損してるよなぁ一人だけ、なんて言いながら久し振りにメモなんか取りながら観て、詰まりがラジオ録音の為の準備、例の公民館については3時間押さえてあるからもしかしたら一本用意しただけじゃ足りないかも分からん、なら念の為にもう一本、山口雄大×坂口拓×下村勇二の「デッドボール」なんかも観て抜群だな星野真里、なんつって。

で、まぁ。

鯉口をくつろげたものの抜刀する機会はなくなりあるかどうか分からない次回に持ち越しと。

一方、編集助手のルイには目標があって、今更フェイクを入れるならば彼女は冷房機の修理人として認知を得たく、その為の手段の一つとして出張修理人を謳い活動してみようという事になり、そのアピールの場としてのラジオ番組を前回の、定例の集まりの際に録ったと、実際は取り留めのない会話になっていたように思ってたんですけどきゅっとまとめてみたらばはっきりとした落としどころのありその落としどころまでの運びもそれなりの、そこそこ聴けるハナシになっている、その手応えを得られた詰まりが編集作業を経て後は公開するだけの段階、だったんですけれどもこれも一旦お蔵っすね。

その他に、本企画に係る出来事としてはジモティー経由で番組企画を提案したいと連絡をくださった方と先方指定のコンビニの駐車場で面談、実績はなく言ってるだけの素人なんだじゃあ立場一緒じゃん、という確認を入り口にしてからの先方からのあれのなにですからして根本的相違が一目瞭然、蜘蛛の糸の垂れてきた例なんかねえだろ撚れ縄を、自分で、有りっ丈の恨み辛み嫉みを込めて丁寧に、全くなんという時間の浪費かと昼下がりに途方に暮れたわよあたしゃコーラを飲みながら。

まぁその帰途に、具合の好い枕が買えたんで良しとしましょうか、堅さが原因か目覚めと同時に頭痛に悩まされてて変えなきゃなとここ半年ほどずっと思ってたんですよ、枕。

という事で。

月に叢雲花に風、いやさ跳躍の直前に既にアキレス腱を切られていた事実を知らされるが常の俺の人生。

まとめるとこういう事だ。

俺(たち)の戦いはこれからだ。

(22.10.15)

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