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俺のエクストリーム出社について、話そう。

俺のエクストリーム出社について、話そう。


100円の価値がある。後悔はさせない。


当時、俺は愛知県にある会社に勤めていた。
ある日の出勤ルートが、新宿→愛知県西部になったときの話だ。

日頃からエクストリームな君たちは、品川発名古屋行きの始発新幹線に乗って、愛知県にある会社に8:30に出社が可能なのか、考えたことくらいはあるだろう。俺の場合は、乗換案内で検索してみても結果は、8時13分に最寄り駅に到着。駅から会社までは徒歩20分。遅刻だ。

さあ、一気にいくぞ。

【序章】
2016年x月19日
仕事を終え、友人が店長を務める六本木の店で大学の友人たちとあれこれといった目的のない話で盛り上がる。俺は22時ちょうどの品川発名古屋行きの新幹線に乗らなければ明日の出勤に間に合わないのだが、酒が入るといつにも増して冷静な判断ができないものだ。ちょうどそんなとき、悪友が悪知恵を授けてくれるのだ。夜行バスという手があると。

考えても見れば、なんともノータリンだ。
明日も愛知で朝から仕事だというのに夜更けまで六本木で飲んでいる。出勤に掛かるその距離355km、徒歩に換算すれば、3日と2時間だ。
このときなぜ俺は、こんなにもハイリスクローリターンな選択をしてしまったのか。まあこの性格は先天的なもので、今更どうにもならないことはみんなも知っているだろう・・・

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