サモトラケのニケ 歯医者さん行って来ましたよ編

通っております歯医者さん、心の中でサモトラケのニケって呼んでいるんです。


サモトラケのニケ

ルーブルへ行ったことのない私は、御経験者からお話を聞くのが好きなのですが、

サモトラケのニケが良かった。場所もいいの。階段の途中にあってね、

と複数の方から聞きました。
通っております歯医者さん、坂道を少し🤏上ったところの角地にあって、建物も、サモトラケのニケの船に少し🤏似ているといえば似ている気がしまして。

前に、おばーちゃんが美人受付💁‍♂️さんにタクシー呼びたいと仰って。そうしたら、美人受付💁‍♂️さん、タクシー呼んで、電話代を支払おうとするおばーちゃんに笑顔で、いいですからーと仰って。
私が田舎で出会った病院歯医者の殆どが、紙切れの診察券紛失にも100円くらい取るんですね。特に、高齢者狙いだろう、場所的に、繋がっている病院見ても、という内科は守銭奴過ぎて酷くて。
待合室がひろーくて、診察室へ通じる廊下は狭い。高齢の方、杖つかれている方はすれ違うのも大変な感じで。

でもね、サモトラケのニケは、治療スペースが広い。でも待合室は広くなくて。先生、お坊ちゃんだな、お金儲けあまり考えていないんだわ、とかまで邪推するほど、今までの歯医者病院とは違うんです。

また、こちらに来まして、内科は子供の頃かかっていたところへ行ったのですが、

先生!待合室と同じ広さの診察室、無駄すぎますとね、一言申し上げたくなるくらいで。

そして!父の入院先の先生、多分私よりお若い女性の外科医さんなんですが、全く威張ったところがなくて、

絶対に変態でもなくて、

私はゆくゆく手術とか必要になったら、この先生にお願いしたいわ、そう思い、どうやったらたどり着けるか考え中。

良い先生達に巡り会えてよかった、

と思うんですー。
やはり都会だからなのか、とか考えると、お友達イン田舎の方々が気の毒になります。

そんなこんなです。

私、昔通っておりました皮膚科があって。そこの先生、研究学園の奥様達にすんごく評判悪くて。威張っている、皮膚科のクセに!みたいな。研究学園から外れたところにあるんです。ぶいーっと車走らせて、システマティックな研究学園を抜け、イマイチ垢抜けない町に明らかに似合わない洋館で。私、先生と話すようになって。インテリなんですよ。でね、私のインテリ具合を探る質問とかなさる。

誰だっけ?ほら、缶のイラスト描く、僕は芸術とは認めないな、えっとねー、

とか仰る。ですから、ウォーホールですね、マリリンモンローも有名ですよね、と認められたくて私も頑張って。

懐かしいです。先生、私に、君は、文学部卒だから、そう言う感じなんだな、とか言うので、経済卒として申し上げますが、余計なこというと集客に問題生じますよ、とか言ったりして、先生ケラケラお笑いになられ。楽しくて。良い思い出です。先生、やり手で、研究学園にフレンチのレストラン開業したりして。私、お食事チケットもらって。でもね、すごくすごく高くて、貧乏学者には無理ね、とか思って。多分ご自分の感覚で値段設定しちゃったのかなぁとか。先生ね、多分地主さんのお家柄かなーと言う感じで。私に、すごく言うんです。カルチャースクールの講師やりなさい、と。だからね、多分学校建てる気なのかなーとか、雇ってもらえるのかなーとか思ったりして。私、当時、ウルフが好きだったのに、そんなのこんな田舎じゃ誰も知らないから、シェイクスピアにしなさい、とか言われて。

さて、寝ます。ほら、あれ、眠る前に飲むと良いと言われる、ハーブティー、ほら、なんでしたっけ…飲んで寝よ。

おやすみなさい。


おまけ
父の主治医の女医さんは、バージニアウルフだな、と思いました。システマティックに治療計画を仰るだけではなく、患者の気持ちや意識までお考えくださるんです。大袈裟かもしれませんが、こういう外科医さんもいるのね、と驚いちゃいました。父よ、良い患者でいてくれ!と思い、少し強く注意しましたら、臍曲げちゃって。なかなか親対応も難しいです。



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