今日は、難しいかと思われます。学生さんが嫌がる箇所。
私は動作を表すものを動詞と申し上げました。
動詞は

二つの観点から
二つに分けられるんです。

では早速。まずは一つ目の観点。それは目的語をとるかどうか。専門用語で申し上げます。

自動詞なのか、他動詞なのか

自動詞とは、目的語を必要としないもの。目的語とは何か？動作の対象となるもの。

私は夢をデザインする。

これ、デザインする、が動詞ですよね。
私はデザインする。これだと不思議ちゃん。あんた、何をデザインするの？と会議では相手にされません。ですから、文として成り立たないんです。しかし、私は夢をデザインする、となれば、何をデザインするのかわかりますし、なんかかっけーな、好きだな、とモテまでついてくるかもしれません。因みにココシャネルの言葉ですから、真似なさったら、バレる人にはバレますから。また、世の中、わかる人って多いですからー。

さて、お話ずれました。
目的語を必要とする動詞は他動詞。目的語とは動作の対象となるものでした。日本語にすると、

を、とか、に、

がつくものです。
じゃあ自動詞は？その動詞だけで文が成り立つものです。

では、かなり難しい宿題を。

自動詞、他動詞を使って、日本文を必ずや考えて下さい。
期限は明後日。

コツは、ご自分が何かをなさるとき、つまり、動詞を使うとき、いちいち、

私は匿名希望のブログを読んでいる。

とか文字化なさることです。
因みに、読むは、他動詞。

私は読む。

あんた、何を読むの？と問われ、学会では相手にされません。しかし、私はカールマルクスを読む、でしたら、己の高い知的レベルを周知させ、すごいわーとモテまでついてくるかもしれません。