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『16bitセンセーション』10話の感想

5話以降、長らく感想を書いていなかったけど面白い展開になってきたので10話の感想を書いていこうと思う。

10話は1999年にラストワルツというゲームを作ったコノハが2023年に戻ってくるところから始まる。コノハが戻ったアキバはなぜか近未来都市になっており、おじさんと化した守から現在の世界の状況を説明されるという内容になっている。

ラストワルツの成功によりアメリカまで美少女ゲーム文化が届いてしまいビジュアルノベルがアメリカ的な進化を遂げてしまうという展開は意外だった。実際に存在する美少女ゲームメーカーのほとんどは海外に進出してしまったという斬新な展開。アリスソフトだけはなぜか国内にとどまっているという謎のこだわりが面白い。

近未来風に発達した2023年世界の美少女ゲームは絵柄がアメリカ風だけど、これはこれでありなんじゃないかと思う面もある。アメコミ的な感じだけどシナリオさえよければいいんじゃないかと思ってしまう。仮にその世界で生まれた場合、小さい頃からそういう絵柄を習慣的に見させられて慣れると思うのであまり気にならない気がする。

今回の話で展開がある程度読めてきた感じがする。おそらく12話か13話だと思うので次回の11話でゲームを作って、12話で過去改変をするため1999年に向かうという展開になるのだろう。そこで冬夜とともにゲームを発売するという展開になりそうだ。そして12話か13話の最終話で美少女ゲームが守られPC-98も普及するというTrueENDっぽい展開になるんじゃないかと予想する。そういうすべて丸く収まるTrueENDのある感じが美少女ゲームっぽいし、十分にあるんじゃないかと思っている。

当初は冬夜と守がコノハの両親だという展開もあるかもしれないと思っていたが、流石に10話からの流れでそんな設定出してくるのは展開的になさそうな気がする(伏線も特になかったと思うし)。

今季で一番楽しめているアニメかもしれない。アークナイツは終わってしまったし、今はこのアニメの続きが一番気になる。来週も楽しみ。

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