X。それは突然...

それは突然に表れます。何気なくX(旧Twitter)を見ていると襲い掛かるそれ。そう。就活アカウントです。これが怖い。就活アカウントのポストが目に入るとなにか急き立てるように、まわりがどんどん走り去っていくような感覚に陥ります。

もちろん就活アカウントの投稿を否定するわけではありません。この怖さの原因がなにか、私は知りたくないけど知っています。

なにげなくみている時に「2月にすることリスト」が目に入ると恐怖に震えます。それはだれかにとっての有益な情報だけれど、わたしにとっては怖いものです。私には私のやり方がある。そう思っていてももっとエントリーしなくちゃいけないんじゃないか、もっと面接に行かなくちゃいけないんじゃないのか、本なんて、映画なんてみている場合じゃないんじゃないか、心が休まる時間はありません。

こうなってしまう原因は私が自分の自信がないから、自分を信じ切れていないからです。就活アカウントが目に入るために自分の自信のなさを思い知らされます。自分がしていることにだれかにOKサインを出さなければ不安な自分。

この自分をなだめて、なだめていくしかない。私はこう結論付けてこの話を終えるつもりでした。

でもそれでいいんだろうか。ふと思いました。私はその自分と向き合わなくちゃいけないんじゃないか。
でも向き合うってどうすればいいんだろう。うーん。

覚悟を決めて自分が決めたことをやり通してみるしかないんじゃないか。それはだれかを頼らないわけでなくて、ちょっと力はもらいつつも最後の判断は自分で下してやり通すこと。それが私がしていくべきことなんだ。

メメントモリ!

この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?