【部下力】上司の指示が納得できない!?目標優先か原因優先かによって、嫌な指示を対処する

※この記事は2015年04月10日にブログで書いてあったものを転記しました。


仕事で指示や依頼を受けた時、「なんで意見が食い違うんだろう」と思うことがよくあります。ここ最近は特に多かったので、なんでかなーと人と話をしながら、自分なりにまとまってきたので覚書。結論は出ていませんが。

参考:問題 => 原因 => 解決方法という順で物事を考える

こんな感じの事案がありました。

 1. 社内ネットワークが繋がらなくなったと上司から報告があった
 2. 上司「ルータに金かけていいから、とりあえず解決して欲しい」
 3. 毎日100台のPCで接続されている。オフィスの広さは100㎡程度
 4. 接続に利用している機器は、5年ぐらい経っていてかなり古い

こういう問題が発生したとき、目標優先で考えるか、原因優先で考えるかで仕事の進行が全然変わるようです。ちなみに、この名称は勝手なイメージ。

目標優先の場合、解決できそうなルータを買うという目標達成が最優先。上司としては「ルータを買い直せば解決する問題なんだから、あとはそこを選定するだけでしょ?」という考え方なので、それを愚直に遂行していく。

原因優先の場合、不具合を解決して安定させるという問題解決が最優先。実はルータは正常で、会議室にある別のルータが変な電波を出しているんじゃないか?だとしたらルータは関係無いんじゃないかという仮説を立てる。

自分は元Webデザイナーだったのもありますが、原因優先の考えが強いです。クライアントは明確な答えを持っていないので、もらった資料は参考程度に、プロとして最適な提案を意識しようという気持ちで行動します。

ただ、エンジニアとして働いていると、目標優先で考えたほうが仕事がスムーズに進みます。まずは仕様(目標)ありきで考えないと、指示を出した上司から「俺の判断に文句があるのか!」と嫌な顔されることもありました。

能力を周囲から認められていない時期(新卒など)は、とくに顕著です。

結論としては、自己評価の高そうな上司に対しては原因優先で説明しながら、コナン君が毛利小五郎に「あれれ~おかしいぞ~」といった別の可能性を上司自ら気づかせるようなムーブが、組織人としては必要ですよね。

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