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徳力の最近のニュースメモ

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平日に一日一本、気になったビジネス系のニュースに関する感想を呟いています。 独り言ですが、コメント・ご指摘歓迎します。
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#マーケティング

ネジザウルスの成功から、日本メーカーは正しいマーケティングの重要性を学べるはず。

ネジザウルスの成功から、日本メーカーは正しいマーケティングの重要性を学べるはず。

これは面白い。
ネジザウルスすごい。

やっぱり日本のメーカーの技術力に、正しいマーケティングが組み合わさると世界で勝負できるケースはもっとありますよね。

この社長さん、エンジニア出身の方のようですが、インタビューの中でさらっとSTPの話が出てくるあたりが、苦労された過程で、ちゃんとマーケティングを勉強されたことを感じてしまうのは私だけじゃないはず。

子ネジプライヤーという名前で全然売れなかっ

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演劇と観光を組み合わせた松竹のシアトリカルツアーは、旅行の新しいカテゴリーになるかも

演劇と観光を組み合わせた松竹のシアトリカルツアーは、旅行の新しいカテゴリーになるかも

これは面白そう。

都会の街って、1人で歩いてもなかなか普通の都市との違いとか、過去の歴史のポイントとか分からないですけど、ツアーだとこうやってみんなで楽しめるのが良いですよね。

この松竹のツアーは更にそこに1つエンタメのポイントが加わってて、アプローチとして興味深いです。

シアトリカルナイトツアーって言うんですね。
映画の登場人物が出てくるというのが松竹っぽいですし。
映画のロケ地とかは、こ

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アンバサダープログラムの効果測定を一緒に試行錯誤して頂いてる企業の方々への改めての感謝

アンバサダープログラムの効果測定を一緒に試行錯誤して頂いてる企業の方々への改めての感謝

キリンの加藤さんが、アンバサダープログラム採用の背景を記事にしてくれていたのでご紹介。

自分が書く記事以外で、ここまで細かくアンバサダープログラムについて言及される記事を見ることは滅多にないので新鮮です(笑)

アンバサダープログラムの可能性も課題も、この記事1本に分かりやすくまとまっていますので、興味がある方は是非読んでいただければと思いますが、やはり何と言っても課題は最後に加藤さんも書かれて

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書籍「ティッピングポイント」を軸にクチコミの構造を考えると、足りないものが見えてくる

書籍「ティッピングポイント」を軸にクチコミの構造を考えると、足りないものが見えてくる

おお、ニューバランスの鈴木さんが、カメラを止めるなの分析記事公開してる。

昨年のイベントでのプレゼンも分かりやすかったですが、クチコミの構造をマルコムグラッドウェルのティッピングポイントで考えるのは分かりやすく、改めてなるほどなと感動しました。

アンバサダープログラムに取り組む時も、構造的によくハマるのがここなんですよね。
あるプログラムは、予算はあり露出は確保できるんだけど、コアなファンがま

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老舗が老舗足り得るのは、伝統を守るだけでなく、革新にも挑戦しているから。

老舗が老舗足り得るのは、伝統を守るだけでなく、革新にも挑戦しているから。

いやー、創業200年って、ホント凄いですよね。
しかも老舗中の老舗なのに、新しい挑戦をし続けているというのも榮太棲の凄さかなと思ったり。

昔、銀座商店街の方々が、伝統は、伝統と革新のバランスが取れてる企業じゃないと守れないとお話しされてましたが、まさにその代表的な成功事例だと思います。

正直私は全くしらなかったんですが、あめやえいたろうとか若い女性にメチャ人気らしいですからね。
ちゃん

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テレビCMは、耳から聞いて振り返ってもらう時代に

テレビCMは、耳から聞いて振り返ってもらう時代に

なるほどなぁ。

たしかに目に見えて替え歌CM増えましたよね。

昔電通にいた岸さんが、スマホ時代はみんなテレビはつけてるけどスマホ見ててテレビ見てないから、耳から聞くCMとして音楽で何だろうと振り返ってもらう必要がある、という趣旨の話をされてましたが、まさにそうなってる感じはあります。

広告主からしても、いきなり新人の歌をCMに使って外すリスク取るより慣れ親しまれてる歌を使った方がリスクは低そ

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芸人のヒロシさんは、ブログ書く許可をもらうのに3年もかかってしまったらしい

芸人のヒロシさんは、ブログ書く許可をもらうのに3年もかかってしまったらしい

いい話だなぁ。

ヒロシです、はユーチューブにシフトしてたんですね。
最近はこの手の、テレビでは一発屋で終わったように見える人が、実はユーチューブとかSNSとか使ってコアなファンとしっかり繋がって成功してるケースが増えてきましたね。
西野さんや、ゆうこすさんなんかがシンボル的存在だと思いますが、他にもまだまだいそう。

ちなみに、記事中にブログ開設するのに事務所の承認が降りるまで3年かかった話

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ゴーストレストラン的視点で、店舗ビジネスを全部見直してみると面白そう。

ゴーストレストラン的視点で、店舗ビジネスを全部見直してみると面白そう。

なるほど、これは面白い。

ゴーストレストランというから、てっきりロボットレストランのオバケ版かと思いましたが、デリバリー特化のレストランのことを言うんですね。
確かにデリバリーに特化すれば、店舗側の立地は柔軟に考えられるし、商圏の考え方も大きく変わりますね。

今までの出前は、店舗側のオマケ的な位置付けの所が多かったと思いますが、出前館とかごちクルとかUberEATSとか、デリバリーが普通になっ

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いよいよテレビCMでも、立体的な効果測定が可能な手法が登場し始めているらしい。

いよいよテレビCMでも、立体的な効果測定が可能な手法が登場し始めているらしい。

これはなかなか読み応えのある記事。

テレビCMの影響力が日本においては圧倒的なのは、この10年間思い知らされてきましたが、一方で、だからこそテレビCMの効果測定を適切に行わずに、なんとなくテレビCMを出稿し続けてしまう広告主が多いのも理解できます。
ただ、ここ数年ちゃんとテレビCMの効果を計測している企業と、そうではない企業の差が明らかに大きく開き出してきている印象はありますね。
先日のスマート

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スマートニュース西口氏に学ぶ、新リアルと旧リアルのパラレルワールド

スマートニュース西口氏に学ぶ、新リアルと旧リアルのパラレルワールド

うおー凄い、これは保存版にすべきインタビュー。

デジタル側の人間は、ついついマスメディアの広告枠の活用を最初から選択肢から外しがちですが、やはり組み合わせは本当に大事ですよね。
ここまで論理的に全部詰めて説明されるとぐうの音も出ません。
特に、デジタル側の人間は(私も含めて)いろんなデータが取れる分、ついつい目に見える「行動」のデータしか見てなくて、「心理面」の分析をしてない、という指摘は本当に

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これからは、再度大手ブランドがデジタルで成長を加速するターンに入るのか

これからは、再度大手ブランドがデジタルで成長を加速するターンに入るのか

これは意外な結果。

てっきり今後の成長が期待されるブランドというから、いわゆる新興系の知らないブランドが並ぶのかと思ったら、誰もが知ってる大手ブランドが名前を連ねてました。
ネットフリックスとかは予想通りでしたが、ナイキとかトヨタとか今もトップの企業が名を連ねてて、1位が今も1位のディズニーというのが1番びっくりしたところ。
よくよく読むと「最も未来に向けた準備が整っているブランド」ということの

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リピート買いしてくれるお客さんには、好きなパッケージデザインを選んでもらえる未来が見える

リピート買いしてくれるお客さんには、好きなパッケージデザインを選んでもらえる未来が見える

このアプローチはほんと目から鱗ですよね。

一般消費財メーカーが商品パッケージをオシャレにすることがなかなかできないのは、店頭で顧客に商品特徴を伝える手段がほぼパッケージしかないからだと思ってますが。
実はECで指名買いしてくれる顧客に、同じパッケージで何度も同じ説明する必要は全く無いわけで。
それならお客さんが求めるオシャレなパッケージを選べるというのは、ECで指名買いしてくれるお客さんへの素晴

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