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いよいよスレッズでも、過去のツイッターのような外部APIの提供が検討されてるようで期待大

ようやくスレッズの外部連携APIがらみの発言が出てきましたね。

個人的には、スレッズがツイッターの代わりを目指すのであれば、APIの提供は必須だと考えていましたが、やはりプランにはあるようです。

公式発表ではありませんが、インスタグラムの責任者であるモセリ氏の投稿ですから、重みはあるように思います。

ちなみに、モセリ氏は、超巨大企業の責任者としてはかなりカジュアルで真摯な対応をされている印象がある方です。

自らのスレッズでも、上記の投稿のように懸念にコメントしたり、動画で質問募集をしたりと、聞く耳のあるスタートアップの経営者っぽいアプローチを取られているのが印象的。

なお、APIと聞いて、初期のツイッターのように、外部開発者がスレッズアプリを開発できると想像している人が多いようですが、メタグループの過去の歴史を考えるとその可能性は低いでしょう。

おそらくここで議論されているAPIは、記事を投稿するツイートボタン的なものだったり、記事を自動で投稿したりするのに使うAPIかと思われます。

それを公開することによって、メディアは自社の記事を自動で全て投稿したり、ユーザーに何らかの投稿をしてもらうことでアクセスを増やせるようになる可能性があります。

ただ、スレッズのモセリ氏からすると、スレッズはあくまで個人の投稿を重要視したいので、メディアの自動投稿ばかりが増える未来は避けたいということのようです。

メタグループは、過去にFacebookでフィルターバブルを加速してしまい、大統領選挙に影響を与えて社会的批判を受けてしまった歴史があるんですよね。

その結果Facebookは、メディアへの記事リンクよりも、写真などのパーソナルな投稿を重視する方針に方向転換。
Facebookからのアクセスに頼っていたメディアが窮地に陥る事態になりました。

モセリ氏としても、スレッズでその過ちを再び犯したくはないということなのだと想像されます。

今回のニュースを見てから、モセリ氏の8月のインタビュー動画をじっくり見たりしてみたんですが、スレッズをリリースする際に、いかにアーティストやスポーツ選手を巻き込んだかとか、リリースの際にいろいろトラブったかとかを真摯に話されていて好感持てます。

特に、スレッズにおいて、いかに「怒り」の会話をメインにしないかという趣旨の発言をされていたのが非常に興味深いです。

やはり、ツイッターがマスク氏の方針によって、インフルエンサー向け告知サービスに転換してしまった以上、従来のツイッターのポジションはスレッズにカバーしてもらう流れになるのかなと言う気がしてきました。


ということで、この辺の雑談は火曜日の13時にできればと思います。
タイミング合う方は是非どうぞ。


なお、今日の13時は、ポストジャニーズをメインテーマに雑談したいと思いますので、ご興味のある方はこちらも是非どうぞ。


ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。