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面白い記事って、普通の人でも書けるようになるものなんだろうか

面白い記事が書ける人って、ホントうらやましいですよね。

私のブログ記事を読んだことがある方なら分かると思いますが、私は「面白い記事」を書くのが苦手です。
いや、苦手というよりも無理です。諦めてます。

もちろん、日々記事を書いてますし、原稿料もいただいたコラムを寄稿しているので、そういう意味ではお金を払ってもいいと思えるレベルの文章は書ける人間としては扱っていただいていると思うんですが。
私の記事って、あくまで私の感想だったり、ビジネス的な視点のまとめレポート的なものであり。

いわゆる「読ませる文章」とか「感動する文章」とか「読み終わった後に笑ってしまう文章」とかは書ける自信全くないわけです。
なので、コラムとか寄稿するときには、自信の無さを文字数で埋めるために、あーでもないこーでもない、と無駄に長文になっていくんですよね。

はい、自覚してます。

だからこそ、私はブログを会社員の方々に勧めるときには、「ブログは自分のための『メモ』で良い」と、ある意味自分にこの15年間言い聞かせ続けている言葉をお伝えして、皆さんのハードルを下げようとしているわけです。

先日、「私たちは、いつから自分のことをクリエイターではないと決めつけるようになったのだろう」という記事に書いたような加藤さんの「誰もがクリエイター」という価値観にはとても共感しつつも。
もし、「誰もが面白い記事を書ける」と言われたら、自分は無理だな、と思ってしまってる自分がいます。


でも、世の中には、面白い記事を書ける人たちっていうのがいるんですよ。

ということで、そういう人達からコツを少しでも盗んでいこうと企画しているのが「noteのつづけ方」というイベントシリーズだったりするわけです。

で、noteにおいても「面白い記事」を書く人として代表的な存在である岡田悠さんを今回はゲストにお招きしているわけですが。

イベントが、いよいよ来週月曜日に迫ってきたので、当日私がゲストの岡田さんに聞いてみたい話をここにまとめておこうと思います。

岡田さんの背景については、こちらの記事を読んで頂くのが1番分かりやすいと思いますが。

なんといっても、岡田さんの代表作というと、先日世界ウェブ記事大賞で大賞を受賞した「経済制裁下のイランに行ったら色々すごかった」が有名だと思います。

でも、実は私はこの記事よりも衝撃を受けたのがこちらでした。

イランの記事は、イランに旅行しないと書けないんで、ある意味私からすると参考にならなかったんですよね。
いいな、旅行に行ける人は、こういうハプニングがあって、ぐらいで。

でも、この寿司屋のクーポンは全く違います。
読んだことない人は、是非読んで欲しいんですけど。

岡田さんはタイトルにあるとおり、魚がし日本一という寿司屋のLINEクーポンを3年間も記録し続けてるんですよね。
ある意味、誰でもできるんですけど、誰もやらないことをやってるわけです。
意味不明です。

そういう視点で、岡田さんの旅行系の記事を改めて読むと、その旅行の仕方自体が、そもそも普通の人とは全く違うことに気づいてきます。

このインドとパキスタンの記事とか大好きなんですけど。

そもそもイランもそうですけど、普通の日本人だと、イランもいかなければ、インドとパキスタンの国境もいかないですよね。

でも、この記事を書いてる岡田さんは、そもそも仕事で旅レポートを書いているわけではなく、「文章は趣味」と言い切ってるわけです。

私は、寿司クーポンの記事を読んだとき、この人はこういう深掘りしてレポートするのが仕事の人なのかな、とか勝手に思い込んだんですが。
違うんです。
趣味らしいんです。

冷静に考えたら当たり前ですよね。
ライターとかレポーターとかの物書きを本業にしてたら、1記事書くのに3年間もクーポン記録し続けるとか絶対やってる場合じゃないわけで。

どうやら、岡田さんは日々生活している中でも、旅行している最中も、旅行を企画する際にも、面白いネタ探しをする思考回路を持ってる人なのかなと思えてきてしまうわけです。


ただ、そう思うとやっぱり、「これは真似できないな」とつい諦めちゃう自分がいるんですよね。
面白い人間にしか面白い記事書けないんだったら、自分はそんな面白い人間じゃないし、とか。

1度だけ、こんな記事をノリで書いて、「過去の徳力の記事の中で1番面白い」と褒めてもらったことがあるんですが。

あれから、そういう記事は1本も書けてません(涙)


でも、実はそんな岡田さんも、noteで記事をオープンに公開しはじめたのはこの1年ぐらいの話みたいで。
今までは友達向けにmixiとかFacebookで書いていたというのが個人的に興味深いなと思っているポイント。

私と同じように、岡田さんの記事を読んで、その圧倒的な世界観に、自分には真似できないな、と思ってしまっている方も。
岡田さん本人は実は2年前は、あくまで旅行を趣味で楽しむ、普通の会社員だったということみたいなので。

実は、今のイメージと2年前からの変化という意味で、私たちにもヒントになるポイントというのを、岡田さんから聞くことができるんじゃないかな、と密かに期待している自分がいます。

ということで、岡田さんとの noteのつづけ方3、来週月曜日11月18日19時からです。

参加される皆さん、よろしくお願い致します。
(今回は双方向で考える時間を取りたいので、テーブル席にする予定ですが、まだ数席余裕ありますので、月曜日予定空いた、と言う方は是非どうぞ)


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noteのつづけ方

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