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会社員がブログを始めたときに、最初は注意した方が良い3つのポイント

年始に「自分には文章力がないからブログなんて書けない、というのは大きな勘違い」という記事を書いてから、あっさり2ヶ月が経とうとしております。
時が経つのは早いですね。
続きを書くのが遅くなってすいません(汗)

というか、そもそもこのお金を目的にしないブログの書き方シリーズを、誰かが楽しみに待ってくれているのかどうかは全く自信がありませんが。
今回は、ブログの良い点だけではなく、リスクの話を書いておきたいと思います。

これまでに書いてきたように、ビジネスパーソンや会社員にとってブログを書くメリットは様々あると思っていますが、一方でリスクがないと言ったらウソになります。

最近また飲食チェーン店の学生アルバイトによる不適切動画問題が注目されてしまっていますが、ネット上の情報発信という意味では不適切動画投稿も、ブログ投稿も、構造は同じ。

根底には同じ炎上のリスクがあります。

そこで、今回はビジネスパーソンや会社員が、特に最初は注意した方が良い3つのポイントを書いておきます。

■ルールを守る
 まぁ、これは細かい説明は良いですよね。
 ブログを書こうが書かなかろうが、法律遵守は当然です。
 そもそも法律上危ない事をやって、それをブログに書いていたら一発アウトですし、グレーなことも、人によっては黒に見える場合もありますから、危ないことは書かないに越したことはありません。
(まぁ、そもそも法律的にグレーなことをやっていること自体が一番問題ですが。)

 ただ、意外に漏れやすいのが就業規則です。
 とくに副業禁止規定とか日本企業では当然のように含まれていたりしますので、そもそもブログを書くこと自体が副業だと誤解されやすい場合は、事前に上司なり該当部署に申請した方が安全でしょう。

 そもそもは、プライベートの時間に何をしようと本来は自由ですし。
 ここで紹介しているメモやコミュニケーションとしてのブログの書き方においては、別に広告収入を目指しているわけではなくFacebook+αレベルの活用ですので、Facebookを使って良いのであれば問題ないはずなんですが。

 自分のスキルアップや思考練習のためにブログを始めたのに、それで会社から怒られたり、他に人に足を引っ張られたら本末転倒。
 まずはちゃんとルールを確認し、それに沿ってブログを始めましょう。

 ブログやSNSが禁止と思われている企業においても、ちゃんと然るべき手続きを踏めばOKというケースは少なくないです。
 

■仕事の話は書かない
 これは、ちょっと意外に思われるかもしれませんが、最初は直接的な仕事の話は書かないことをオススメします。

 就業規則に書かれているレベルの仕事で知り得た秘密を書かないのは当然として、秘密事項ではないレベルの話も、最初は書かない方が安全です。

 もちろん、自分のスキルアップのためにブログを書くのであれば、自分の仕事の領域の話が当然話題の中心に来るとは思うんですが。
 ついつい忘れがちなのが、皆さんの仕事には他にもたくさん関係者がいるという点です。

 皆さんの仕事の話をブログに書くと、実はそれを書いて欲しくないと思っている他部署の人や取引先の人がいるかもしれません。
 皆さんが問題ないと思っても、他の人が問題あると思うリスクがあるわけです。

 例えば同期との飲み会の写真1つ取っても、全員がその飲み会に参加していることをFacebookとかに可視化しても良いと思ってないということってありますよね。

(写真はイメージです)

 誰かが嫌がる可能性があることをわざわざブログに書くのは、皆さんがブログを始めた背景を考えると本末転倒です。

 皆さんが、会社の宣伝のためになると思って書いても、実はそんな宣伝は望んでいない人がいたりする可能性があるわけです。
 大企業ほど、いろんな部署やいろんな立場の人がいて、人によって受け取る印象が違いますから、その辺のリスクを把握できていないうちは、仕事の話は書かないことをオススメします。
 もちろん、昔の私のように仕事の業務としてブログを書くなら別の話ですし、慣れてきたらこのルールを絶対守る必要はありません。

 ちなみに、特にお客さんのことを勝手に書くのは、絶対に避けておくべき行為です。
 お客さんのことを批判的に書くのは論外として、お客さんをベタ褒めしていたり、お客さんのライバル企業を批判していたり、というのも、その記事を見る人の見方によっては、ヤラセではないかと勘ぐられたり、お客さんに迷惑をかける可能性が多数存在しますので注意して下さい。


■ネガティブなことは書かない
 これは長くブログを書いている人の多くが、良くポイントとしてあげる点です。
 個人的に尊敬しているブロガーのコグレさんも、ネタフルメソッドの筆頭にこれをあげてました。

 つい嫌なニュースを見るとそれについてさらに猛烈に批判したくなったり、気に食わない発言を目にしたら、その発言をした人物を攻撃したくなったりしがちです。

 ただ、ネット上の典型的な法則として「ネガティブ発言はネガティブ発言を呼ぶ」という基本構造があります。
 どんな話題でも、ある人からしたら悪の権化に見える行為でも、反対側から見ると違って見えたりすることがあります。

 そうすると、皆さんがネガティブな発言で誰かを批判したり攻撃したことによって、皆さんの反対側にいる人達から逆に批判されたり反撃される可能性が増すわけです。

 典型的なものには、政治的な話題における左右の対立や、ジェンダー的なテーマ、国家間の争いなどがあげられます。

 ページビューを増やしたい、とかだと、とかく相手の側を攻撃した方がページビューが増えやすかったりするんですが。
 皆さんがブログを書く理由は、ページビューじゃなかったはず。

 ネガティブな話ばかりしている人より、ポジティブな話している人とコミュニケーションしたいと思いません?
 コミュニケーションを目的にブログを書くなら、最初は是非ネガティブな話題はあえて避けるようにして下さい。

 私自身は、ネット上の炎上事例のまとめ記事を書くことが多いので、これを言うと「ネガティブなこと、いつも書いてるじゃん」と笑われてしまいそうですが。

 私の中では同じような炎上する人が減るように、できるだけ炎上した人を叩くのではなく、炎上を二度と起こさないためには何に気をつけなければいけないのか、という話を書いているつもりです。
 伝わってなかったら私の努力不足ですが(汗)

 
 ということで、忘れないようにもう一度3つのポイントを簡単にまとめておきます。

■ルールを守る
■仕事の話は書かない
■ネガティブなことは書かない

 あくまで初心者向けのポイントなので、1つ目は別として、2つ目、3つ目は慣れてきたら自分なりに変えてもらって結構です。

 次回は、もう一度ポジティブな方のブログの書き方に戻りたいと思います。


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