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SKY-HIさんの「独占」より「つながり」が重要な時代になっているという発言の重さを考える

すっかりSKY-HIさんのビジネス系発言のおっかけになっている今日この頃ですが。
先日動画を紹介した日経クロストレンドフォーラムのSKY-HIさんの対談が、しっかり前後編の記事になって公開されていましたのでご紹介。

まぁ、私がSKY-HIさんの発言に影響受けすぎというご指摘は甘んじで受けますが(笑)

こちらのインタビュー記事を読んで改めて、イベント動画で受けた印象とは違うところが印象に残ったのでメモしておきたいと思います。

そこは「新しい音楽ビジネスを作っていく上で必要なものはなんですか?」という質問に対して答えたこの部分。

1つの権利や利益を独占することが「成功」だった時代があったと思うんですが、これからは、横のつながりを持って「みんなで頑張る」ことが大事な気がしますね。

この部分をちゃんと抜き出して記事のタイトルにされてるので、さすがプロの編集者の方ですよね。

私もこのくだりは聞いた記憶はあるんですけど、「独占」と「つながり」という言葉でついになってあまり考えてませんでした。

でも、これ改めて考えると、音楽ビジネスだけじゃなくていろんな業界で起こっていることだと思うんですよね。

ネット以前は人事情報とか機密情報とか、持っているよと言う素振りだけして隠している人というのが、権力を握っていたりするイメージが強かったんですけど。

インターネットとかSNSの普及によって、独占しようとするよりも、つながりを活かしてみんなで何かを成し遂げようとする方が、いろんな人が集まってきたりリソースが集まったりするようになってきている気がします。


しかも、このSKY−HIさんが言っているつながりって、ライバルも含めての話なんですよね。

K-POPは、(88年にデビューした)SHINHWA(神話)から東方神起、BIGBANG、BTS、NCT、Stray Kidsなどへと切磋琢磨(せっさたくま)し合いながらバトンをつないでいっている。それこそユニティみたいなことがないと。

日本においても日本の音楽業界を変えようと思ったら、SKY-HIさん一人では難しいし、BE:FIRSTだけでも難しいという業界に向けてのメッセージなのかなと思ったりします。

BMSGは9月から新章突入みたいですからね

こちらのMVにも、あらためてTHE FIRSTといういわゆるオーディションで、落選したはずのメンバーが、普通にALLSTARSとして一緒に参加しているという世界観に、SKY−HIさんのつながりの意味を再確認してしまったりしています。

あらためてSKY-HIさんとBMSGの今後が楽しみになるインタビューですし、ビジネス的にも参考になる点が多いので、是非どうぞ。


ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。