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「令和ロマン」が勝利したM-1グランプリの視聴率が悪くなかったのが凄い件について

これは興味深い数字だなと思ったのでご紹介。

テレビの番組の影響力を世帯視聴率で見るのはもう古いと言われ続けていますが、過去との比較する上でメディアとしては便利な指標であり続けているのが現状ですね。

<世帯視聴率>
 2019年(第15回)関東=17・2% 関西=26・7%
 2020年(第16回)関東=19・8% 関西=29・6%
 2021年(第17回)関東=18・5%、関西=28・8%
 2022年(第18回)関東=17・9%、関西=30・1%
 2023年(第19回)関東=17・2%、関西=28・0%

なお、M-1に関して言うと、ドラマなどの世帯視聴率が平均的にこの数年下がり続けていることを考えると、2019年の世帯視聴率と同じ水準を2023年にも叩き出しているのは素晴らしい結果と言えます。

紅白とかも、総合視聴率の急落ぶりに比べると健闘してましたが、それでも減少傾向は明白でしたし。

個人視聴率は逆にあがっている印象もありますし、M-1に関してはスポーツの世界大会同様にリアルタイム視聴の価値が高い番組として認識されていることが良く分かります。

<個人視聴率>
 2019年(第15回)関東=11・7% 関西=18・7%
 2020年(第16回)関東=13・4% 関西=21・7%
 2021年(第17回)関東=12・6%、関西=20・1%
 2022年(第18回)関東=12・1%、関西=21・6%
 2023年(第19回)関東=12・2%、関西=21・4%

ちゃんとYouTubeチャンネルも運用していて、ファイナリストのインタビューとか敗者復活戦のネタをながしたりして、チャンネル登録者数59万超えてますからね。

leminoでの配信とかもしてたようですし、ちゃんとデジタルシフトもしつつ、本丸の地上波の枠の価値を上げている印象がありますね。

ちなみに境さんの分析によると関東と関西でも、また視聴傾向が違って面白いようです。


なお、今日の13時からの雑談部屋「ミライカフェ」では、この辺のテレビとデジタル配信の組み合わせの雑談ができればと思っています。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。


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