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インスタもTikTokも注目する「BeReal」の、不自由な写真共有が海外では流行っているらしい

こういうトレンドなんですかねぇ。

最近、TikTokが「TikTok Now」というコピーアプリを出したり、インスタが機能を真似しようとしてると話題になっている「BeReal」についての詳細記事がダイヤモンドシグナルに上がってました.

2020年に始まったこのサービスですが、世界でのDAU(1日あたりのユーザー数)が2021年3月の時点では1000人程度だったが、8月末の段階で1000万人以上に急成長してるんだとか。

そのサービスがBest BeRealというツイッターアカウントで、どういう写真が上がっているのかというのを公開してくれるようになって、サービスを使ってない人にも雰囲気が分かるようになったようです。

実際、私もアプリは入れてみたものの、友人が誰も写真をアップしていなくて雰囲気が全く分からなかったんですよね。

でも、実際、写真を撮るとインカメラとアウトカメラで同時に写真を撮るので、自分のマヌケな顔が映ってしまい正直、自分向けでは無いアプリだなと思います。

でも、アプリ名の「BeReal」どおり、加工ができずにそのままの現実が映し出されるので、その撮影した人の表情とセットで写真が違う意味を持つというのが魅力のようです。
しかも、1日に1回通知が来て2分以内にしか写真をアップできないという、不自由極まりないアプリなんですよね。

自由に投稿できないからこそ、投稿できる瞬間の写真が貴重という逆張りの作りが面白いです。

加工できない写真しか投稿できないアプリとしては、クラブハウスブームの直後に「Dispo」が注目されたものの、その後聞かなくなった印象がありますが。
今回の「BeReal」はそのアプローチを一歩進めてるのが注目ということでしょうか。

サービスリリース時の説明動画が、「フィルターもない、フォロワーもない、広告もない」とないないづくしをアピールしてるのが面白いです。

もはや写真も動画も加工も投稿も簡単な時代だからこそ、加工できない上に投稿も不自由なアプリが流行るというのは面白い現象ですよね。
日本では自撮りのハードル的に大きくは流行らない気がしますが、今後のトレンドには注目したいと思います。


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