ジャーナリストとブロガーには、根本的に大きな違いがあるという話。

先日のテレビ放映での私の肩書きがITジャーナリストになってた話について、結構人によって反応が異なっていたので、自分なりの考えを整理しておきたいと思います。

ITジャーナリストと紹介されたこと自体は、私もOKしてますので、あくまであの肩書きで報道されたのは私に責任があるんですが(汗)
正直なところを言うと、私は自分がジャーナリストと名乗れるとは全く思っていません。

一方で、単純に、ITジャーナリストの方々と、私のようなIT系のブロガーのアウトプットを並べてみると、SNSをアクティブに使ってて、メディアに記事も書いているという意味で、視聴者の方々からすると似たようなアウトプットに見えるのは事実だと思います。

なので、放送直前ということもあり許容した次第です。
 


でもジャーナリストとブロガーの2つは似てるようで全く違うんですよね。

一般的なイメージとしてジャーナリストはプロで、ブロガーはアマチュアというイメージを持ってる方も多いと思いますし、それはそれで間違ってないケースが多いと思いますが。

本質的に違うと思うのは、言葉の中にある情報発信の源泉です。

ジャーナリストは文字通りジャーナル、つまりは新聞や雑誌などの媒体に書く人たち。
他の人に伝える前提で書く肩書きなわけです。

それに対してのブロガーは、ウェブログ、つまりはウェブ上に記録する人たち。
あくまで自分のための記録が起点にある肩書きなんですよね。

もちろん、今やこんな言葉遊びはどうでも良くって、海外ではブロガーといえば個人ジャーナリスト的な人、と認識されるケースもあるようですし、他人への情報発信が最初から目的で始めるブロガーもたくさんいます。

でも、やっぱり私にとっては根本的に出自が違うんですよね。

ジャーナリストは、マスメディアが情報発信の中心だった時に、そこで発信するために始まった職業で、自分のためというよりは、他の人のために発信をしている肩書きで。
一部の限られた人が名乗れるもの。

ブロガーは、自分のための記録が気がついたら他人の役に役に立つこともある、という、インターネット時代ならではの自分のための発信をしている肩書きで。
誰でも自由に名乗れるもの。

ブロガーサミットの時に、ブロガーを車のドライバーに例えるのがわかりやすいかなという議論がありましたが。

ジャーナリストは、飛行機のパイロットとか鉄道の運転士で。
ブロガーは、普通の車のドライバーと考えてもらうのが分かりやすい気がします。

ドライバーに、プロドライバーやタクシードライバーになる人もいるし、ペーパードライバーもいるように。

ブロガーにも、プロブロガーやメディアのコラムニスト的なブロガーもいれば、更新停止しちゃったブロガーもいるわけです。

だからこそ、ブロガーによる情報発信は、様々な問題もはらんでいたり、玉石混交だったりするわけですが。
それって飛行機や鉄道より、自家用車の事故が多いのと同じですよね。

やっぱり私の情報発信はどこまでいってもブログ的、だし、私はブロガーだから、今があるわけで。
今回テレビではITジャーナリストとして紹介してもらいましたが、そう自分で名乗ることは一生ないだろうなと改めて感じる今日この頃です。

ということで、徳力は引き続きブロガーということで、よろしくお願い致します。


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