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明石ガクトさんの「動画2.0」を読むと、きっと動画に挑戦したい病にかかるはず

明石ガクトさんの書籍「動画2.0」読了。

もはや書評の必要はないぐらい、そこら中の人が感想を書いてる印象もあるので、本の感想自体はほどほどにしておきますが。

まぁ、これからのネットが動画中心の世界になってくことは疑いの余地はないと思います。

私は残念ながらテキストの世界の住人であり、長文ブログの人間なので、動画は苦手ゾーンですが。

人間のコミュニケーションって、もともとビジュアルであり動画ですからね。文字だけ、とか、声だけのコミュニケーションなんて、そもそも人間の生活の中ではごく一部な訳です。

当然大勢の人が文字だけのインターネットから、ビジュアルの世界にシフトしていくのは必然です。


ただ、一方でこの本で定義されてる映像と動画の違いを明確に意識してる人が少ないのも事実でしょう。

そこが明確に説明できないなら、この本をまず読むべき、というのは間違いありません。

一方で、テキストの世界に生きる人間として少し救われるのは、明石さんがこの考え方を世に説明するために本という形式を選択している点。

誰かが、明石さんがこのビジュアルストーリーテリングという手法の可能性を動画ではなく本というテキストの形式で出してること自体が、テキストの価値を再確認させてるのではないかという趣旨の投稿をしてましたが、そういう意味では少しホッとする面はあります。

でも、実はそれも時間の問題な気はしますね。

実際、明石さんはこの本の前半をイベントとかでプレゼンされることが多いのですが、正直この内容は文字で読むより、明石さんのプレゼンを聞く方が腹落ちします。

つまり動画でこの本の内容が「観れる」ようになるのも、時間の問題かなと思ったりするわけです。


ちなみに個人的にこの本を読んで改めて動画を自分でもチャレンジしたいと思ったんですが、特に書籍で紹介されてて刺激になったのがVOGUEのこちらの動画。

10分ぐらいの動画で、73個の質問を矢継ぎ早にしていくというインタビュー動画です。
すごい良く出来てます。

実は私も大昔にインタビュー動画に挑戦したことがあるんですよね。もう10年前。

あまりに編集の手間がかかるので、あっさり挫折しましたが。

当時思ってたのは、インタビューの際に、やっぱり人の思いみたいなのは文字ではなくて、表情とか声のトーンとかがセットの方が伝わるんじゃないのかな、みたいなことだったんですが。

改めて明石さんの本を読んで、再挑戦したいなという思いがムクムクと湧いてきている今日この頃です。
クオリティは悪くても、文字のインタビューより動画のインタビューの方が刺さる人はきっといるんじゃないかなと思ったり。

それだったら私みたいな人間でも誰かの役に立つ動画作れたりするのかな、とか。

誰かインタビュー動画の実験台になってもいいよという奇特な方がおられたら徳力まで、是非ご連絡ください(笑)

ということで、この書籍は私のような動画に苦手意識がある方こそ、早めに読んでみることをお勧めします。


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