台湾の総統選では、YouTube動画の爆発的人気が若者の投票結果を左右したらしい
これは興味深い話ですね。
台湾の総統選において、民進党側が作成したYouTubeの動画が、特に若者の票を取り返すのに大きく貢献したとか。
250万再生というと、日本ではそんなに多く感じないかもしれませんが、台湾の人口は約2350万人だそうなので、日本の場合であれば1300万再生の動画というイメージでしょうか。
政党の動画がそんなに再生されるイメージは湧かないですよね。
と思ったら自民党の参院選のCMが1300万再生いってました。
立憲民主党のCMも465万再生。
ただ、こちらはどちらもそんなにバズった印象はないので、広告投下をかなりしたのではないかなと想像されます。
台湾のやつは4分のドラマ仕立てですからね。
同じ再生数比較でも意味がかなり違うかなと思います。
メイキングも公開されていて、スタジオがめっちゃ本格的なドラマ撮影仕立てです。
これ、それこそマンダロリアンあたりから話題になった背景をLEDディスプレイにCGで表示して撮影するバーチャルプロダクション的なやつですよね。
日本でも暴露系YouTuberのガーシー氏が当選したように、今後政党のYouTube活用は間違いなく重要になっていくと思うんですが、日本の場合には若者の票を大量に獲得しても人口構造の関係で当選がなかなかできないというイメージが強いのが台湾とは大きな違いになってそうです。
あと、やっぱり台湾の総統選挙にしても、アメリカの大統領選挙にしても、政党ではなく「人」を選ぶという意味で、かなり選挙に対する熱量とか雰囲気が違いそうですよね。
はたして次回の日本の選挙では、こういったドラマ仕立てのYouTube動画にトライする政党が出てくるのかどうか、注目したいと思います。
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