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データコネクトのラップアップセッションのモデレーターをさせていただきました

金曜日はデータコネクトで、ラップアップセッションのモデレーターをさせていただきました。
島袋さんが良い写真撮ってくれたので記念ポストをかねて、感想のメモ。

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データは正直苦手ゾーンなので、今回もお勉強モードで参加したんですが。
意外にもデータと関連して、顧客を大事にするという話が多く出てきて、改めて食わず嫌いはダメだなと反省する1日でした。
特に刺激になったのが、ファンをテーマにしたセッションで、JIMOSの川上さんが紹介されていたファンイベントの応募者の継続率やARPUのグラフ。

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イベントに当選した人の引き上げ率が150%という具体的な数値がみれたのも刺激的でしたし、落選した人も通常より高いというのは示唆に富んでるデータでした。

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また、Bリーグのデータ活用の進化っぷりも凄まじく、やはり顧客のデータをちゃんととって、PDCAを回し続けてる企業は強いなぁとシミジミしました。

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「データ」というと、ついつい自分も、私には関係ないかなとか思っちゃうんですが。
今まで見えなかった顧客の心理や反応がいろんなデータで見えるようになったと考えると、めちゃめちゃマーケティングにおいては必須の話なんですよね。
改めてまだまだ自分やうちの会社がやれていないことを再確認できた1日でした。

皆さん本当にありがとうございました。

ついでに当日メモった速記メモをこちらにも貼っておきます。

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【データ利活用の現在と未来】

■決済が重要
 日本とアメリカはクレジットとキャッシュが真逆

■接客の現場をウェブと同じように
 トライアル 未来の店

■Amazonのメッセージ
 ・ネットにおける素晴らしい買物体験を店舗で
 ・店舗における素晴らしい買物体験をネットで

■お客様とダイレクトにつながれる時代
 ・チャネル
 ・コミュニケーション
  元々やっていたことを進めやすくなった時代

■データ=デジタルではなく
 トラディショナルな現場にいかにデータを使うか

■数字のデータ
 定性的なデータ

■トラディショナルなデータ

■核になるのはDMP
・施策事を見ていたのが
・個人の軸で見られるようになった

■売れたから良し、ではなく
 お客さんの行動がどう変わっていくのか

■お客様とのつながりを活かして、エンゲージメントを高めていく

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【現場から見たビジネスやユーザーの心を動かす
 データの活用と付き合い方】

■JAL ソーシャルリスニング
 内容に応じて社内に共有
 定量は意味が無いので、中を読んで判断(1日3時間毎日)
 毎日見ると変化が見て取れる

■リーチよりもエンゲージメント重視

■花王
 数が多いのでテキストマイニングを実施している
 生産性を上げることに注力
 
■データ分析とマーケティング施策実行のギャップがある
 画像分析に着手

■KFC
 顧客時間を理解するために購買データを取るようにした
 マイレージプログラム (会員証提示率 8.7%)
 

■小さくはじめる けど 大きい絵をかく
■試す
■仲間を見つける
■経営陣の賛同を得る

■仮説を立てて、実施して検証する
 先にデータだけ取っても意味ない?

■広告もクチコミも広告換算価値にして積み上げてみる

■環境が変化しているので再現性が保証できない

■データが表しているものは何か
 お客様にせまれているのか

【パナソニック「マーケティングROI」改善に向けた新たな挑戦】

■社内に眠っている情報をいかにデータにするか

■一般的に成果としてわかりやすい数値を「データ」と呼ぶが
 実行したマーケティング施策に関するデータの立場が相対的に弱い

■主役はマーケター、データはパートナー

■分析は意思決定をするためのもの
 過去を精緻に分析しても意味は無い

・社内に眠っている情報をデータ化する
・データ分析をマーケター業務に組み込む
・データ分析に対する信頼性構築
・意思決定を見通した分析設計・提案

■データ分析をする人間は「外様」

■マーケティングデーターはノイズが入っているデータ

【データの民主化で広がるマーケティングの可能性
 ~データの主導権は企業からユーザーに~】

■ビッグナンバーが経営の関心事
 ビッグナンバーを作るDataを作る

■部署毎ではデータが小さくなる

■マーケティングよりも、飲食や物販事業の方がデータ活用が緻密に役に立つ

■混雑ゾーンからすいてる場所に人を誘導する

■企業目線か利用者目線か

【ファンとデータ~ファンとの絆をデータでどう強くするか~】

■リアルのイベントに参加している人は売上が上がる

■ただ、イベントだけだと規模が足りない

■落選している人も増えるんだったら、イベントの規模とは別に意味があるかも

■JIMOSでは落選者にお手紙を書いている

■チケットも売りきれる方が枯渇感が出るのでエンゲージメントが上がる

■一方で全く買えないと諦められちゃう

■化粧品はいきなり推奨して下さいとお願いしても、薦めてくれない
 家具も同じ、万人には良いと言うけど、知り合いには言わない。

■Bリーグ、「6割が友達に誘われた」
 新たなファンを誘うファンをコアファンと定義

■買った人の追加購入を推奨するよりも楽しんでもらうことに注力

■3枚セットのチケットを売る(1人で3枚は多い、カップルだと1枚余る)

■デジタル上でチケットを分配する仕組みを作ってみたり

■ファンが誘ってくれたファンは、定着する確率も高い

■北欧暮らしの道具店

■何も買う気が無いお客さんをターゲットにする

■値段や利便性を競争軸にしない

■LINE@ から売上の25%

■毎日訪問 72%

■オリジナル短編ドラマを作ったら、コンバージョン率がはねあがって過去最高売上になった。

■みんなのくらし手帳を購入してくれたお客様8万部制作して、くばってみたらコンバージョン率は非常に上がった。

■お客さんにありがとうと言われる広告

■15分に1回、売上の通知を24時間受けている

■2年間に20回以上の訪問履歴があるお客さんが純増しているか
 割合が維持されているか

■Facebookは43万だけど無いも同然、インスタグラムはピークアウト


ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。