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コロナ禍のパルシステムの逸話から考える、組織の立ち上がりの理念の重要さ

これは気になる話。


うちもパルシステムを以前から使っていて、外出自粛期間中は、結構主力商品が品切れで頼めない的な話を妻から聞いていたのですが、やっぱり現場はめちゃめちゃ大変だったんですよね。

最後の「この間の一斉休業要請や外出自粛要請により日常生活が困難になった方々が多数おられます。人々の助け合いによりつくられた生協として、新たに加入を希望する方を拒むことはできません」という逸話には考えさせられます。

パルシステムって、こんな活動もされてるんですよね。

ビジネス的には既存顧客の満足度と新規顧客獲得のバランスをどう取るかというのは、企業によって議論があるテーマですし、私は既存顧客優先派なんですが。

今回の状況で、困っている新規顧客の加入を阻むというのが、生協の立ち上がりの理念に反するのだとしたら、どちらを優先するかと問われるとパルシステムの判断は正しいと感じます。

実際、この判断の背景が既存顧客に届いているかどうかで、今後の離脱率が変わってくると思うので、結果はこれからだと思いますが、やはり緊急時こそ創業の理念が問われるなと感じる逸話でした。


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