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東京ディズニーリゾートですら、コロナで閉園すると巨額の赤字を計上することになるという現実

これは本当に重い現実。


4月〜6月は、ディズニーリゾートが閉園していたんだから、売上高が95%減というのは、他の飲み屋や小売店舗と同様、ある意味当然と見ることもできますが。
ポイントは248億円の赤字というところですよね。

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年間の営業利益が1000億円の優良企業でも(だからこそということもできますが)、閉園してしまうと、売上が入らなくてもコストを支払いつづけることになるわけで。

日本有数のテーマパークである東京ディズニーリゾートの運営会社ですら、休業要請に応えるとこういう現実が待っているという意味で、地方の観光地の損害の大きさも想像できてしまう感じがあります。


そういう意味で、現在の感染拡大防止のための休業要請と、休業補償がない休業要請の意味すること、というのを本当に考えさせられます。

現在の日本政府の対応はPR的視点でも実務的にも正直首をかしげる点が多いのは事実ですが。
本来は、経産省の大臣を感染対策のトップに据えた時点で、こういう現実も踏まえた世論形成と、本当の意味での新しい生活様式を確立しなければいけなかったんだと思うんですが。

現場の方々の努力で第1波を押さえ込めた結果、なんとなく日本は大丈夫という空気感を作ってしまったことで、なし崩し的に多くの人が元の生活スタイルに戻ってしまい、結局、また感染が拡がっているわけで。

経済重視の選択をした結果、経済重視の選択肢を取れない状況に追い込まれつつある印象が強いというのは本当に残念でなりません。

かと言って、自分が何かできてるかと言われたら右往左往してるだけなんですけど・・・



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