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【プレビュー】第3節秋田戦に向けて~走る、戦う~

アウェイの地へ向かった前節。鹿児島を相手に「ボールを持つ時間が多く、前節に比べればいい形でゴール前まで行けていた」(森選手)と、前半は自分たちの時間帯を作り、チャンスも創出した。

後半、玄選手のスルーパスに抜け出した棚橋選手がPKを獲得すると、自ら決めて先制。しかし、「リードした展開でどう勝ちに向かっていくのかがチームとして曖昧でした」(玄選手)と、良い流れを掴み切れずに相手に主導権を与えてしまうと、76分に追いつかれる。システムを変更しながら攻撃の糸口を探ったが自分たちのリズムを作れず、アディショナルタイムに逆転弾を許して、厳しい結果となった。

吉田監督は試合後に「結果をしっかり受け入れて受け止めて、選手達と一緒に立ち上がって次に向かっていきたいと思います」と、悔しい、厳しい現実を見つめながらも、前へと進む覚悟を口にした。

鹿児島戦の翌日以降はリカバリー、OFFを挟んで6日(水)から秋田戦に向けて始動した。
今週の練習では、攻守におけるポジショニングや連携面を確認するメニューもいくつか組み込まれ、監督・コーチ陣から細かく指示が入る場面も多く、チーム内での共通認識を再度浸透させた。

練習公開やファンサービスもおこなわれた中で、「どんなときも応援しているから!」「次は絶対に勝とう!」と徳島スポーツビレッジまで駆け付けてくれたファン・サポーターからの応援を受けながらトレーニングに励んだ。

今節ホームで迎え撃つ相手はブラウブリッツ秋田。強固な守備と、スピード・パワーのあるカウンター、セットプレーの強さが特徴だ。過去の対戦成績は4試合4引き分けと、その徹底されたスタイルを崩す難しさを身をもって経験している。今季リーグ戦は未勝利だが、6日(水)のルヴァンカップ1回戦では完封で今季公式戦初勝利を挙げた。勢いをもって乗り込んでくるだろう。

そんな相手に対して、「ロングボールやセットプレーを与えないことやセカンドボールの回収が鍵になる」(棚橋選手)と、主導権を握って戦えるかがポイントとなるだろう。

現状に焦る気持ちもあるかもしれない。
しかし、今季加入した島川選手は「自分にそれぞれが目を向ける、自分のできることをやるだけです」と、自分たち自身にベクトルを向ける大切さを口にする。
まずは自分たちのやるべきことに立ち返って、戦おう。

「サッカーで大切な球際、走る、戦う、ゴール前で身体を張る」(島川選手)

今節のホームゲームは『SPRING SERIES』として開催し、先着4,000名様に20周年記念ロゴキーホルダープレゼントします。
ホームで初勝利を掴み取るために、スタジアムでともに戦いましょう。

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