コミケ徹夜組インタビュー記事の削除について。

はじめに。

今回の徹夜組に関するインタビューにおいて、皆様に大変なご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。

次に、今回のインタビューにご協力してくださった、A氏からのメッセージをここに公開します。

皆様お騒がせいたしました。
徹夜組の一人Aです。

このたびは多方面にご迷惑をおかけいたしました。
該当の記事が徹夜組を増やしたなら、徹夜対策スタッフ、コミケ準備会、一般参加の皆様に顔向けできません。
特に準備会に関しては、ただでさえイレギュラーな開催方法となるC96に、余分な問題を追加してしまいました。
半年以上前から準備をなさっていた特典さんにも、多くの方が徹夜組を考える場を奪ってしまったことをお詫びいたします。
大変申し訳ありませんでした。

まず記事削除の経緯について説明いたします。
今回の削除は私からの要請です。
この記事によって徹夜をしようという方が増えることに危険を感じたからです。
加えて物見遊山や配信を行う人が出てしまうことも懸念しました。
該当の記事は徹夜対策スタッフ側の負担を増やし、頭痛の種を撒いたのだと感じています。
少なくとも、詳細にシステムを書くべきではありませんでした。
特典さんはなるべく多くの人に見てもらって考えてほしいとのスタンスから、記事の公開を継続したいとおっしゃっておりました。
ですが私は多くの人に見てもらって考えてもらっても、この記事が徹夜組を助長するのであれば、公開を止めるべきだと主張しました。
最終的に、特典さんに泣く泣く折れていただいて記事削除の運びとなりました。

次に2点、誤った情報の修正です。

1つ目はコミケ準備会と徹夜対策スタッフの関係です。
聞いた話にすぎませんが、徹夜対策組織とコミケ準備会は別のものです。
準備会は徹夜管理をしていません。
「建前上」というフレーズを用いたので内情を知っているように読めたかもしれませんが、その関係は全く知りません。
正確にはどうであろうと興味がありません。
該当の記事で「後からもらったメッセージ」と括られる部分では準備会が徹夜管理をしているように書いていましたが、それは単に書き間違えただけです。

2つ目はまとめサイトの要約で「徹夜の最大の目的はスケッチブックである」とされていた点です。
これは大変な間違いで、大半の目的は大手サークルや企業ブースが目的です。
特典さんから私へのインタビューで
Q.徹夜によって欲しい本が買えたことが多いですか?
A.多いとは思いますが、最大の目的はスケッチブックです。
という文を抜き取ったにすぎません。
「A氏が徹夜する最大の目的はスケッチブックである」
というのが正しい表記になります。

ここからは完全な言い訳となります。
徹夜組=転売のイメージから、私が転売目的でスケッチブックを手あたり次第頼んでいるという認識も持たれているのかもしれませんが、その目的ではありません。
作家さんはサークル参加として、頒布物(主に同人誌)を伴ってイベントに参加します。
サークル参加と一般参加の違いは頒布物の有無であり、作家さんも我々と同様イベントで遊びたいのです。
(すべての作家さんがそうであるとは言いません。)
この時間を割いてたった一人のファンのために善意で絵を描いてくれるのがスケッチブックです。
1イベントで受けられる数にも限界がありますし、デジタル専門でアナログは描かない方、過去にスケッチブックで嫌な経験をした方などもおり、すべての方が描いてくれるわけではありいません。
特にコミケに関しては、「コミケではスケブを描きません」という作家さんが多いため、ほかのイベントよりもスケブが通りにくいです。
私はその上でさらに、好きな作家さんなら誰にでもスケッチブックを描いてほしいわけではなく、「この作家さんといえばこのキャラ」というイメージを持てないとお願いすることができません。
何年もファンをしていても、流行によって描くものがコロコロ変わる作家さんだと、「この作家さんといえばこのキャラ」が確立しないのでお願いできません。
また、スケッチブックは作家さんに負担を強いるため、一度描いてもらった作家さんに2回は頼まないようにしています。
するとスケッチブックを描いてもらいたい作家さんが1イベント当たり数名しかおらず、朝にツィッターなどで次々にスケブ不可の情報が公開され、実際にお願いするのはわずかとなります。
「スケブ候補サークル」→「朝の時点でスケブ不可情報が出なかったサークル」→「実際に描いてくれたサークル」という形式で書きますと、
今回のC95では
 1日目 3→2→0
 2日目 7→2→0
 3日目 7→1→1
となりました。
経験上スケッチブックは5~6回トライすると1枚通る感じです。
もしこの朝の情報で「スケブ先着3名」と出た時点で始発組だと、大量の徹夜組に負けてしまうため、この枠を逃すことになります。
そうでなくとも許容量が満タンになればやはりスケブを受けてもらうことはできません。
これが私がコミケでスケッチブック目的に徹夜をする理由のすべてです。
インタビューの中でここまで書くと長すぎるため、「徹夜の目的はスケッチブックです」とだけ回答しました。
まとめると、
 スケブを描いてくれて、かつ描いてほしい作家が少ない
 コミケではさらに描いてくれない率が高くなる
 OKが出たときに枠を勝ち取るためには徹夜が必要
となります。
もちろんチケット(サークル入場証)で入れればそれもよいことなのでしょう。
徹夜がいくら頑張ろうとチケには勝てません。
私はチケを否定することはしませんし、友人からもらってチケ入りをしたこともあります。
私が否定するのはあくまでダミーサークルです。


A氏からのメッセージは以上です。
言い訳がましくなってしまいますが、私はこの記事を通して、皆様に徹夜組をはじめとするコミケのあり方について考えてもらうきっかけになってほしいと思っていました。
しかし、いくつかの理由で記事を削除することになりました。

まず1つは、A氏のメッセージにもありましたとおり、A氏から直接記事を取り下げてほしいと諭され、それでようやく事態の重大さを認識したからです。
そしてもう1つは――私にとってはこちらの方が大きい理由です――記事によってA氏の身に危害が加わる可能性が出てきたことです。

 繰り返しになってしまいますが、今回の記事に関して、皆様とA氏には大変お騒がせとご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

 最後になります。

 どうか、コミケで徹夜などをはじめとするルール違反の行為はしないでください。

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