ゆぴさんに学ぶ【取材は準備が9割】の9割って何?
こんにちは!フリーランスで取材ライターをしている徳山チカ(@tokutenna)です🌿
取材ライターなら誰もが知っている事前準備の大切さ。具体的にどんな準備が大切か、ビシッとバシッと答えられますか?
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「書く」+αのスキルが身につくMarbleスクール・取材講座にて「取材は準備が9割!」と話してくれた担当講師のゆぴさん(@milkprincess17)。 ゆぴさんから教わった9割の中身は非常に濃かった……。
そんな濃厚な学びの一部をシェアします。私なりに考えた【すぐできること】を添えて。
アンテナの立て方、大丈夫?
良い企画を出すため、日常的にアンテナを張ってネタを探すのはライターの仕事です。が、アンテナの張り方には注意が必要。
読者目線のアンテナをもっているかどうかが、良い企画を生み出す鍵のひとつになります。
ひそかにこのnoteのタイトルを「トクアンテナ」と名付けている私ですが、日常生活においては自分の興味ばかり拾っていたなと反省しました。
読者視点と自分視点のかけ算で良い企画が生まれることもあるでしょうし、個人の興味を深掘ることも大切です。
とはいえ取材ライターである以上、日常的に“あ、これ○○の読者好きそうだな"と意識したいところです。
【すぐやる:ネタ帳は媒体ごとに作成】
普段から興味が湧いたことをメモする際に、メディアごとやジャンルごとにあらかじめネタ帳を分けるのがおすすめです。
メモするときに、どのネタ帳に記そうかと自ずと読者を意識できますし、実際に企画を起こすときにもスムーズ!
思わず「OK!」と言いたくなる取材依頼文書いてる?
取材依頼文に必要なのは、メディアの概要や取材の趣旨だけではありませんよね。
私はいつも「取材相手のここに惚れました!」が伝わるよう、想いをこめることを心がけています。
もちろんこれも大切ですが、愛情をぶつけるだけでは取材依頼は通りません。お仕事ですから。依頼を受けてもらうため、地味に大切なのが備考欄。
できる取材ライターが書く「取材依頼文の備考欄」の内容は下記の通り。
取材を受ける立場に立つと、これらを最初に伝えてもらえれば安心できますね。
つっこみどころがない取材依頼文は、取材を快諾する大きな理由になる!とゆぴさんは実体験をもとに語ってくれました。
【すぐやる:取材依頼文の備考欄はテンプレで漏れを防ぐ!】
取材依頼文全体は都度ていねいに書く必要がありますが、備考欄に必要な情報はどの取材でも大きく変わりません。
想いを詰め込むうちに書き漏れがないよう、備考欄に関してはテンプレートを作ることにしました。
情熱を伝える部分とロジカルに相手を導く部分、目指せハイブリッドな取材依頼。
リサーチの沼は底無し。完了の目安は?
取材相手をリサーチする際、「どれくらいSNSの投稿をさかのぼるべき?」「書籍が山のようにある!何冊読めばいい?」「過去の記事、読めば読むほど関連記事出てくるんだが。」こんな悩みが常にありました。
明確な基準がないことは百も承知ですが「他のタスクもあるなかで“リサーチした!”と胸を張れる基準は?」と、ゆぴさんに質問しました。
ゆぴさんからいただいたリサーチの合格ラインは
目安があると、所要時間を考えた上でタスク管理ができるので非常にありがたいシェアでした。
ただただ時間がかかる印象があったリサーチですが、これで効率よく取材相手を深掘りできそう!とワクワクしています。(リサーチ大好きなので。)
【すぐやる:リサーチのtodoをもとにタスクを仕分け】
今まで「リサーチの時間!」とバカ真面目にタスク管理していた私。時間が足りないことがしばしばありました。お恥ずかしい。
ゆぴさんにいただいた目安をもとに作業を洗い出し、「ながらでできるリサーチ」と「時間を作って取り組むリサーチ」を分けることから始めます。
まとめ
読者目線を日常でも意識
取材を受けるか受けないか、ジャッジの材料はすべて取材依頼メールに落とし込む
リサーチの最低限の目安は
web検索1〜3ページ分の過去取材
最新&ベストセラー書籍
SNS2週間分
取材は準備が肝心。知っているつもりでいましたが、実際ここまでできていなかったと背筋が伸びる講座でした。やるときめたこと、早速実践します!
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