一般賃貸とシェアハウスを比較した時によく言われるのが初期費用の違いです。
具体的にどのくらい差があるのか、それぞれではどのくらいのコストがかかるのかをまとめました。

【一般賃貸】
通常、東京で賃貸物件に入居する時には、家賃の5倍～7倍の金額が必要と言われています。
敷金/礼金/仲介手数料など、入居の際にまとめて初期費用として支払います。
具体的にはどのような項目でどのくらいの費用が必要なのか、以下では東京での賃貸物件の初期費用について説明します。

1. 敷金（しききん）～家賃の1ヵ月分～3ヵ月分
敷金は入居時に支払う保証金のことです。一般的には賃料の1ヶ月分から数ヶ月分が敷金として求められます。賃貸契約終了時には、物件の状態が良好であれば敷金は返金されますが、修繕やクリーニング費用などが差し引かれる場合があります。

2. 礼金（れいきん）～家賃の1ヵ月分～3ヵ月分
礼金は入居時に支払うボーナスのようなもので、家主への感謝の意を表すものです。日本独自の週間と言われています。一般的には賃料の1ヶ月分から数ヶ月分が礼金として求められます。

3. 仲介手数料（ちゅうかいてすうりょう）～家賃の1ヵ月分
仲介手数料は不動産仲介業者に支払う手数料のことです。賃貸契約を結ぶ際に、不動産仲介業者が提供するサービスや手続きを行うコストとして支払われます。一般的には、家賃の1ヶ月分相当の金額が仲介手数料として請求されます。

他にも入居時に必要となる費用があります。例えば火災保険料や鍵交換費用、家具家電等の生活必需品の購入費などが挙げられます。
東京で賃貸物件を探す際には、初期費用をしっかりと把握しておくことが大切です。賃貸物件を選ぶ際にはこれらの初期費用を含めた総額を考慮し、予算内での物件を探す必要があります。

【シェアハウス】
それではシェアハウスの初期費用はどのようになっているのか見ていきましょう。
シェアハウスの場合は一般的な賃貸物件と比較して初期費用が低いことが特徴です。以下では、東京でのシェアハウスの初期費用について説明します。

1. 初期費用・登録費用～一律で3万円～5万円
シェアハウスには敷金礼金がなく、代わりに初期費用・登録費用として数万円が発生するというシステムです。
部屋の月額賃料に対して〇ヵ月分、というような計算ではなく、一律で3万円～5万円、というシェアハウスが多いようです。

また、シェアハウスは不動産仲介業者から紹介されることはほぼないので、仲介手数料は発生せず、初期費用のみとなります。
また基本的な生活必需品は揃っているため、特にこだわりがなければ家具家電を購入する費用も必要ありません。
このような理由から、シェアハウスでは一般的な賃貸物件とは異なり、入居時の金銭的な費用負担を大きく抑えることができます。

【一般賃貸とシェアハウスの比較】
こちらに一般賃貸とシェアハウスを比較した表を準備しました。

一般賃貸の場合、敷金礼金仲介手数料など入居の際に家賃の何倍もの費用が必要となります。また、家具家電も自分で揃える必要があり、どんなに家賃の低い部屋を見つけたとしても、結果的に初期費用として数十万円というお金がかかってしまいます。
一方でシェアハウスなら初期費用を抑え、必要な家具家電が揃った状態で、東京での新生活をすぐにスタートできます。
コスト重視で東京に住みたい方は是非シェアハウスをご検討されてみてはいかがでしょうか。

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