全国に10拠点ある「○○R不動産」。「京都R不動産」を運営するのは、まちと不動産をベースにさまざまな事業を手がける「株式会社51ActionR&D」です。少しでもビビッと来た方、京都で一緒に働きませんか？

●どんな事業をしていますか？

1.不動産事業

不動産業は、京都にある魅力的な物件の掘り起こしを行い、京都R不動産のサイトを通じて物件の活用を促しています。

京都は古い木造建築、いわゆる町家のイメージがあると思いますが、その町家はもちろん、ビンテージマンションや海外っぽい物件、工場の跡地やRC造のクールな物件などバリエーションある物件がたくさんあります。それらにスポットをあてて、不動産仲介をしています。

また、京都R不動産が事務所を構えている場所は、京都人でもなかなか接点の少ない「中央卸売市場の場外」にあります。

事務所開設から8年ほどで、このユニークなエリアに新しく面白い人たちを招致するような「エリアリノベーション」的なことも進めており、集合オフィスや制作場所、シェアオフィスにビール醸造所などを誘致しています。

2.リノベーション事業

建設部門では、古いビルや京町家を中心に「壊すのではなく活かす」形でリノベーション工事をしています。昨年建設業許可を取得したこともあり、今までは個人住宅が中心でしたが、ビルのフルリノベーションなどを担当することが増えてきました。

不動産のチャネルとして京都R不動産のサイトがあるので「リノベーションした後に、賃貸物件として入居者募集もする」という一貫した対応ができています。店舗系の設計施工を長年担当してきたスタッフが加入したことで、飲食店の設計施工も近年は増えてきています。

3.ホテル事業

2017年から築50年のRC造のアパートメントを活用して、「RC HOTEL 京都八坂」というホテルを運営しています。ホテルがあるのは京都の中でも特に歴史が古い清水寺や八坂神社があるエリアで、一風変わった廃墟のような、でもかつて地域の人たちから愛されていた古い建物です。

この建物が建った後に京都で景観条例が厳しくなったこともあり、エリア一帯の中でこのホテルの建物だけが“浮いて”いて、その特殊な存在感に惹かれてホテル事業を始めました。

京都にいるとたびたび出会う“楽しい違和感”を、ホテルとしても引き続き演出できるようにイベント企画からホテルの内装やサービスや、町内の方とのコミュニケーションなどすべて自社のチームで考えています。

●オフィスはどこにありますか？

「丹波口」という京都駅から西に2キロほど離れたエリアにあります。このエリアは当時は京都の中と外を区切る場所であったことから、特殊な街の成り立ちをしています。かつては中心地には設置できない花街「旧市街）があったり競馬場があったり、そして競馬場が移転した後には中央卸売市場ができました。

また、当時電鉄の車庫があった広大な敷地が、京都で一番大きな緑地公園ができ「音博」など大きなイベントが開催される場所になりました。

さらにその中心地に電鉄の駅ができたことで「市場」×「旧市街」×「公園」という3つの異なるカラーを持ったエリアが隣接する京都でも指折りの楽しいエリアになりました。京都R不動産では創業当時からこのエリアに事務所を構え、街の変化を一緒に生み出しています。

●どんな人が働いていますか？

京都R不動産の現在のメンバーは不動産「建築部門で5名、ホテル部門で10数名です。どちらの部門もそれぞれ業界で経験してきた方を中途で採用しており平均は40歳程度、ホテル部門は30歳程度です。

会社の特徴としては、業務領域を絞らずに広い視野で横断的にいろんな事業を理解しながら活動することを意識づけています。正社員もいれば、固定給と歩合給のセット契約、完全歩合、など色々な雇用形態があります。出身地はさまざまですが、みんな京都に惚れて集まっているメンバーで一緒に働いています。

●どんな人材を求めていますか？

創業した代表がもともと不動産や建築業界以外からの転身ということもあり、柔軟な考え方ができる人を求めています。そして、僕たちの仕事はどんな時も人とコミュニケーションをとるので人と話すのが好きな人がいいですね。

あとはやっぱり「京都」が好きな人。京都の街は本当に不思議な街で、居心地がよくて大好きな側面もあれば、面倒で大嫌いな側面もあり、とにかくユニークで離れがたい街だと思います。街の成り立ちや建物、歴史や風土、アパレルやアートに興味がある人であれば、その興味をベースに専門知識である「宅建」建設」設計」など後から習得できる知識を組み合わせると京都での生活がとても楽しく有意義になると考えています。

京都R不動産スタッフ募集の詳細はこちら

●会社情報

▼全国のR不動産が集まり、仕事紹介プレゼンをしたイベント(23年4月)のレポートnoteはこちら。各地のR不動産についてざっくりと知ることができます。