始まりと終わり どうして正常な判断が下せなくなるのか。

いよいよコロナも出口戦略の話になってきた。感染者の数は日に日に減少していく。とても喜ばしいこと。

でも、ちょっと待って。コロナウイルスの始まりの時、感染者数は数人から始まったよね?今は、一時期、増加した時から“比較”すると、確かに減ったけど、これが、始まり当初と考えたら、まだまだ多い。始まりから増えて、収束に向け減ってると感じがちだけど、ウィルスにしたらそんなこと関係ねーって感じで、感染するときは感染する。これまでの経緯なんかに都合よくあわせてくれない。単に我々が感じてるだけで、全体数としては始まりの数と、終わりの数に何の意味はない。

単に、始まりがあったから増えていき、今が終わりだと思ってるから減っていってると勝手に思ってるだけ。絶対人数として、コロナ感染拡大前の数名と、コロナ感染症が収まりつつある今の数名は、人数は一緒だし、条件も一緒。免疫力がつかないとの条件付きなら。違いは、始まりと感じてるのか、終わりつつあると感じているのかの、人々の認識の違いだけ。数字としては、単なる数字であり、これまでの経緯は考慮してくれない。

こんな単純なことも忘れちゃうくらい、コロナって、人体にも人の心にも大きな影響を与えるウィルスなんだね。

だって、感染者数がゼロになる以外、終息できないでしょ。それか、感染者の100%捕捉しかありえない。そうでないと封じ込めないよと思います、コロナは。

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