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#016 『肉声』読了

こんばんは。

お店に行ったら、お子がトコトコ来て、話しかけてくれてとても楽しかった夜です。

子育て中の皆様。毎日ありがとうございます!お疲れ様です!
私は子どもは大好きですが、お家に24時間いて一対一だったらとてもとても手に負えません。と思います。

なにか少しずつ手助けになるような、息抜きになるような、温かい眼差しが伝わり合うようなことがあればよいなと日々思っています。(おじさん単独で声掛けとかすると声掛け案件で市内にメール回ってくるでしょ。そういうのやりたくないし。できないのよね。)

(防犯ベルを遊びで鳴らす小学生にはマジでムカついている。ほんとに助けが必要な時に助けてあげられない😠)

さて。
М勤氏。享年45歳。元死刑囚。

取り調べの音源が報道関係者の手にわたり、文字起こしされ、ドラマ化されたという。(結構前の話)
その本。
その本を家で読んだ。

取り調べの様子や告白文や、地図や、その他出てくる。

あの頃は
他にも連れ去り事件があって、その前もベレー帽の人とかの事件とかもあって。
幼いながらもテレビや大人たちから見聞きしていた。

高速道路をはじめ、道が舗装され整備されて、人々が車を持つようになって、行動範囲が広がっていった時代だったのかな。

知らない人に声をかけられてもついていくな。道を聞かれても教えるな。
そう強く言われ始めたのもこの事件がきっかけだったのかもしれない。

М勤氏は、道を教えて、涼しいところへ行こう、などと声をかけて車に乗せて移動している。また、『2世』にこだわり、その時間だけでも『自分の子』にしたかったらしい。というわりに短時間に殺めたりしていて、私にはまだ理解が追いつかない。彼なりの考えがあるのだと思う。


だとしても、他人の子どもを連れ去り、殺害し。。。。精神鑑定は3度実施され別々の結果が提出されている。

本人は、勾留中に精神鑑定の本も読んでいる。

ビデオ、撮影、カメラ、、、仲間。。。
他にも(違法な内容の)ビデオを交換し合う仲間がいたと思わざるを得ない記述がいくつも見られた。それについては掘り下げられていない。捜査でもそれどころではなかったと思われる。犯人はМ勤だし、4件あるし。

手のことは知らなかった。今回初めて知った。◯◯骨癒合症というもので、逆手ができない。保育園で頂戴の手ができない等あり、本人の直立写真には、正面に両手背が見えるかたちで映っていた。オペが可能なら、本人の望む左手だけでも『失敗したり、もっと悪くなる可能性もあるがよいか?』と了承を得たうえで実施して納得させるなど方法はなかったのだろうか。それをしないは気の毒だ。他の人にはわからない苦悩があったに違いない。左利きだったのかなぁ。


独特な考え方、判断をし、実行力のある人間が世の中には存在しているということを改めて知る本だった。

否定など意味はない。
存在しているのだから、コミニケーションが難しければ出会わない、ターゲットにならない、させない、それしか方法がないのだと思う。

改めて、事件の被害に遭われたご本人、ご家族、関係者の皆様に心より    (なんといったらいいのだろう、、、、)お悔やみ申し上げます。

二度とこのような事件が起こらないよう、防犯の目を光らせていきたいと思います。

おやすみなさい。