三毛猫の女房 第4話 土下座の男たち 前口上

 第4話「土下座の男たち」は『法律事務所×家事手伝い4 不動正義と涙のウェディング☆美妹篇』の後日談を描いた作品です。
〝本編〟の主人公はここでも、父親の後を継いで弁護士になることができず、法律事務所という「家事」を手伝っている男・不動正義《まさよし》──。

 今回彼は〝持っていない男〟〝永遠のアマチュア〟の汚名を返上して、ついに「プロフェッショナル」として独り立ちすることを決意!
 継母《ままはは》のりつ子の義理で「お見合い」に参加させられた正義は、相手の一ノ瀬恵梨《いちのせえり》から、妹の舞衣《まい》を悩ませているストーカーの調査を依頼されます。
 報酬は何と100万円の当たり馬券。何よりも自分が依頼を受けたことに俄然張り切る正義ですが、次々と現れるストーカー容疑者〝たち〟に振りまわされ、いつものごとく事態はどんどんあらぬ方向へ……というお話。

 一方、正義の義理の妹・水沢花梨《かりん》にはどうしてもその「お見合い結婚」を阻止したい理由があるのですが、正義にそれを悟られたら、逆に〝火に油を注ぐ結果〟になることは目に見えています。
 何とか正義の気持ちを結婚から遠ざけようとしているうちに、実は花梨自身も彼女の心を揺るがせているものの正体に気がついていくのです。
 果たして『涙のウェディング』とは、誰の「涙」、誰の「ウェディング」なのか?

『三毛猫の女房』第4話は、第1話から1年が経ち、ボージョレ・ヌーボー解禁の季節も2回目、主人公・夏越《なごし》圭介とその妻〝三毛猫の女房〟の気持ちのすれ違いも2年目に入りました。
 しかも、今回はこれまでのように、怪しいといえば怪しいし、そうじゃないと思えばちっともそうじゃない状況ではなく、妻ははっきりと、ある行動に出るのです。

 そして、以前の3作品では「うらないとひとさがし」の忌野《いまわの》キワコを除けば〝本編〟に出てきた登場人物たちだけで話が進んできたものが、今回からはオリジナルのキャラクターも登場。

 その新キャラの1人が〝謎の男〟荒熊《あらくま》。〝本編〟で不動正義が知り合った某大学の〈児童文化研究サークル特撮文化研究隊〉──通称〈児特隊《じとくたい》〉に所属する青井錬二《れんじ》という学生の先輩OBらしいのですが、現在はどんな仕事をしているのかよくわからない男。
 さすがの忌野キワコでさえ、ちょっと持て余してしまう彼が〈三毛猫〉の店内に、さらなる波風を立てていきます。

 また作中に登場する自主映画『セイギメ~ン ザ・ムービー』と不動正義の関わりや、青井錬二と幼稚園の先生のなれそめなどについては、ぜひ〝本編〟をお読みください。

『法律事務所×家事手伝い4 不動正義と涙のウェディング☆美妹篇』電子書籍の主要販売ストア:
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川口世文

三毛猫の女房

各電子書籍ストアで好評発売中! 弁護士事務所という「家事」を手伝う不動正義(ふどう・まさよし)の奮闘と失恋を描いたホーム(法務)&ハートフルコメディ──『法律事務所×家事手伝い』シリーズ。そのスピンオフとなる連作短編小説集が『三毛猫の女房』です。 東京・雑司が谷でカフェ&...
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