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BTSを抑え1位に!韓国で人気のある「JANNABI」をご存知ですか

KPOPだけじゃない!韓国音楽!

韓国の音楽というと、東方神起やBoAを皮切りに、少女時代やKARA、世界を席巻したPSY、最近ではTwiceやBTSなどなど・・煌びやかで一糸乱れぬダンス!スタイルがいい!といったようなKPOPが思い浮かびますね。  

しかし、韓国にもバラードやバンド、HIPHOPだってある・・!最近では、日本の大型フェスにも参加するなど、KPOP以外の需要も高まっているようです。  

そんな中、2019年韓国の音源サイトを席巻した「JANNABI(잔나비)」をご存知でしょうか?  

このバンド(グループサウンズ)のライブに行ってきたので、そのレポートをしようと思ったのですが、その前にこのグループについてまとめ始めたら結構な分量になったので、記事を分け紹介していこうと思います。    

What is JANNABI🐒

JANNABIとは??  

1992年生まれのチェ・ジョンフン(ボーカル)、キム・ドヒョン(ギター)、チャン・ギョンジュン(ベース)、ユン・ギョル(ドラム)で構成された4人組バンドです。    

※左からギョンジュン、ドヒョン、ジョンフン、ギョル


グループ名の잔나비(JANNABI)は、韓国語で古典に出てくる「猿」という意味で、92年生まれのメンバーの干支が申年であることからその名前になっています。    

ユンギョル以外のメンバーは、京畿道の盆唐という地の出身であり、学校の同級生でもあるため、友達同士の会話だ~と思うこともしばしば(笑)  


ちなみに彼らの地元、盆唐にある道路の名前を付けた「DOLMARO」という曲もリリースしています。

また、ボーカルのジョンフンさんが、唯一出身地が違うドラムのユンギョル(慶尚南道咸陽出身)のことを考えながら作った作った曲も。ギョルが咸陽にいたときにライオンを見たとかそういう自慢(?)を聞きながら作ったそうです。とても盛り上がる曲です。


○○でデビュー予定だったジョンフン

もともとFNCミュージックの練習生として所属していたボーカルのジョンフン。FNCといえば、CNBLUEやFTIsland、AOAなどが有名ですが、なんとN.Flyingのメンバーとしてデビューする予定だったらしい。  

ドヒョンの一緒にバンドやろうと誘われて、一緒にバンドを組むことにしたそうです。結成までにドラマあり!  

ちなみに・・・  

大きな事務所に所属するほどイケメンだと認められた(?)ジョンフンさん。  

日本でも日韓ワールドカップの時にイケメンだと話題になった、サッカー元韓国代表のアンジョンファン(の若い頃。今のアンジョンファンは太ってしまった・・・)に似ているともいわれています。  

画像は、ジョンフンが某バラエティー番組に出演した時の一コマ。うん、似てる。

他にも、テリウス(*1)とも言われたりしています。お母さんからは、この髪型が不評だそうで、ゲスト出演したラジオ番組にお母さんからお便りが届くほど(笑)  

*1 韓国では、髪の長いイケメンにつけられる褒め言葉。『キャンディ・キャンディ』に登場するテリュース・G・グランチェスターに由来。


余談ですが‥


髪型つながりで、ベースのギョンジュンは頭にブロッコリーを栽培しています。どんどん大きくなってる気がする(笑)髪型に特徴のあるグループです(????)


マネージャーがイケメンすぎる!その正体は・・

読んで字のごとくなのですが(笑)  

マネージャー、プロデュース、マーケティングなど一手に引き受けている、通称チェ室長がイケメンすぎる!なんならタレントかと思うし、キャーキャー騒がれている。  

その実態は、ボーカルジョンフンの実のお兄さん(ジョンジュンさん)!  

こんなイケメンをお産みになったご両親は美貌がすごい(語彙力の低下)  


ちなみにお父さんは、「Good Boy Twist」という曲のジャケット写真・MVに登場します。家族総出か。


デビュー~ブレイクまでの道のり

2012年に結成したJANNABI。結成当時は3人。(ジョンフン、ドヒョン、脱退したユニョン)  

人気オーディション番組の「Super StarK」にも参加しています。ここでは、予選敗退しています^^;この中の審査員でもあるユン・ジョンシンとは、カバー曲をリリースしたり、「She」という曲をリリースするきっかけになったりと、何かと縁が生まれていくのですがこの当時は酷評されてますね(笑)


2014年についに「Rocket」という曲で正式にデビューしています。    

この曲は、懐古KPOP好きなら一度は耳にしたことであろう、新沙洞の虎(シンサドンホレンイ)プロデュースでのデビュー。しかしその後は特に参加していないっぽい(特に出てこなかった)

*2 BEAST<Shock>、T-ara〈Roly-Poly〉、Trouble Maker〈Trouble Maker〉などMOMOLAND〈Bboom Boom〉ほか沢山の作曲をしている。    

曲作りは、メンバーが直接行っていますが、作詞はボーカルのジョンフンが行っています。感性豊かな歌詞・メロディ・ジョンフンの声がマッチして、どこか懐かしいような曲調であるのが特徴で、バンドの自己紹介でも”グループサウンド”と言っています。  

オリジナル曲のリリースはもちろん、バスキング公演や大型フェスの参加、ドラマのOSTに参加、悪童ミュージシャンのスヒョンちゃんとコラボした曲をリリースするなどし、実力だけでなく、知名度を上げていき、ファンをどんどん増やしていきます。

そして大ブレイク!チャート逆走!

2019年3月に「전설」(Legend)というアルバムを発売。    

これまでも、人気をつけてきた彼らではありましたが、タイトル曲の「주저하는 연인들을 위해」(For lovers who hesitate)が大ヒット!

順位を伸ばしていき、韓国で大人気のバラエティー番組に出演したことで、さらにその知名度を押し上げ、あの世界が大注目するBTSを超え、Melon(*3)などの音源サイトで1位を獲得するという爆発的ヒット!!!

*3 멜론(Melon)…現在韓国内で業界最高のシェアを誇るサブスクリプションサービス。2019年第1四半期の有料加入者数440万人。音源サイト1位といえば、ここを指すことが多い。    

ちなみに2019年の年間チャートでは、8位に。

更には、過去にリリースした「사랑하긴 했었나요 스쳐가는 인연이었나요 짧지않은 우리 함께했던 시간들이 자꾸 내 마음을 가둬두네」(めっちゃ長い)という曲が、チャートを逆走するなど、波及効果も。    

大手企業のCMも決まり、これから大活躍・・といったところで何かが起きるのが韓国芸能界。彼らの身にもそれはやってきました。  

過去の事件、論争、脱退。そして・・

4人組と紹介しましたが、デビュー当時は3人、さらに「전설」がリリースされたころは5人組であったJANNABI。  

実は、3人であったころからの既存メンバー、ユ・ヨニョン(ピアノ)が過去に起こした校内暴力が暴露されることとなり、脱退することに。  

また、彼も同郷であったため、残ったメンバーもその事実を知っていたのではないという論争にまで発展しました。(結局、こちらは関係なかったということが証言されています。)

更に追い打ちをかけるように、ジョンフン兄弟の父の疑惑(こちらは虚偽事実ということになったので詳細には書きません)もあり、追い込まれることに。CM打ち切りやテレビ出演部分を大幅カットするなどの事態に追い込まれました。

苦難を乗り越えていきついた先にあった栄光

しかしここで終わらなかった・・・!  

数多くのイベントや学園祭などに参加し、その実力を遺憾なく発揮し、2019年9月にはソウルにあるオリンピックホールで2days単独公演まで!(収容人数は、約3000人程度)

また数多くの賞にもノミネート・受賞しました。  

2019
第11回 メロンミュージックアワード TOP10
Mnet Asian Music Awards Best Band Paformance   

2020
第34回 Golden Disk Awards デジタル音源部門 本賞
第17回 韓国大衆音楽賞 最優秀モダンロック曲賞 / 今年の歌賞

特に、最後に記載した「韓国大衆音楽賞 今年の歌賞」は、過去の受賞者・曲を見ると、その時代を代表する曲がずらっと。  

■ 過去の「韓国大衆音楽賞 今年の歌賞」受賞作

少女時代<Gee>、IU<좋은 날>、PSY<강남스타일>、ソユXチョンギゴ <SOME>、BIGBANG<BAE BAE>、赤頬思春期<우주를 줄게>、Hyukoh <TOMBOY>、BTS<FAKE LOVE>


ますます今後が楽しみな彼らですが、韓国男子の義務である兵役問題が‥😭


ユンギョルは、2019年10月に召集が来てしまいすでに行っておりますが、ドヒョンとギョンジュンも2020年8月までに行くこととなっております。  

ジョンフンは、小学生の中にサッカーで十字靭帯が破裂したため、軍免除を受けているので、行かない事が分かっています。  

かつてのインタビューで、他のメンバーが軍隊にいる間にソロ曲を出すつもりはないと話していましたが、出してほしい気はあるー!2年は寂しすぎる。。。

何がすごい、ライブがすごい!

彼らはとにかくライブパフォーマンスがかっこいい!  

こちらは昨年参加した釜山ロックフェスティバル(全曲配信中)

このライブもよかったのですが、単独公演もとってもかっこよかったので、次回の記事で紹介します^^


↓こちらにも同記事を載せてます

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