見出し画像

メタルシティストラトを作るお話し③

ハロー、こちら東京メタルシティ。穏やかな春の水曜日です。そちらの天気はどうだろう?
今日は忙しかった?
ビールでも飲みながら少しお話ししましょう。


さてさて、ひょんなことから作ることになった東京メタルシティオリジナルストラト。
前回までの顛末はこちらを↓

↑にも書いたようにストラトには沢山の部品が必要です。あげたら本当にキリがないくらいですね。
ボクのストラトは80年代スタイルのLAハードロックに焦点を絞ろう、とコンセプトが決まりましてそこから逆算的にパーツのチョイスをしていきました。

ただ、信州ギター祭りでボディを手に入れた時点で手元にあるのはボディのみ。そこから作ると決めた訳だけど、『ボディの次はネックでしょう』となるのは当然といえば当然ですね。


ただ、その時頭の中にあったのは『流用』でしたね。既存のストラトネックを買ったり移植するか、という考えですね。
アウトレットで買ったお得なボディ材ですから、どこかで「安く済ませたい」と思ってたのは内緒です。ボクとあなたの秘密にしていてくださいね。
なので、ちょうど長野に寄っていたこともあるのでその周辺の楽器店とかリサイクルショップとか見て回ったんですが、あんまりちょうど良いネック、もしくはちょうど良いネックが付いてるギターってあんまりなくて(というか、仮にあったとしてもその時に考えてたコンセプトに対応するネックの付いてるギターはやはり高額ですね)、
これは別で考えた方が良いなと。

そこでパッと頭に浮かんだのは『オーダー』でした。ただ、ネックのオーダーってそれなりに高額でちょっと覚悟がいります。かなりオーソドックスなものでも8万円-10万円からって感じじゃないかなぁ。あとはネック材の通販やってるところから3万円くらいで半加工品を買うかって感じですが、不器用なボクが『使える』クオリティを出せる訳ないなとそこは判断しまして。そしてせっかくだからちょっと変わった材や仕様にもチャレンジしたいよな、と思ってたわけです。

そんな時にふと思い出したが、Warmoth。
ご存じでしょうか。
90年代には日本でも有名コンポーネントブランドやYAMAHAの上位機種で席巻したアメリカ製のネックやボディの供給メーカーです。

昔は個人的にはWarmothのネックにあんまり良い印象なかったんですけど、あれはおそらく仕様やオーダーの問題だったのかなと。ネック薄すぎたり変なとこで反ったりしてるのを何回か当たったからなんだけど。


今は評判もどうやら良い、そしてワーモスは個人からのネックオーダーもサイトから請けているってのは知ってて、じゃあワーモスで行こうと。
あと、ワーモスの利点としてこれはネックの質とは関係ないけどFenderのライセンスを受けているので、Fenderと同じシェイプのヘッドを作れるってことでしょうか。
なかなか侮れない部分だとは思います。

今回はボクの好きな貴族、正確には伯爵さまとヌーノベッテンコートの要素も入れたくてなんとなくリバースのラージヘッド(CBSヘッド)で行こうかなと思ってたので、Fenderヘッドで作れるのはかなりデカいなと思ったのです。

http://warmoth.com

ワーモスのサイトはこちら↑

今はパンデミックもあるからちょっと遅れがちだけど了承してねー!って挨拶から始まりつつ、ストックの中から要望に合うものを探したり、独自のオーダーシミュレーションを使ってバーチャルで作りたいネックのイメージを組み立ててオーダーも出来る様になっています。

なんて便利な時代だ!


そうやって、ワーモスでオーダーすることが決まったのでした。
中身についてはまた次回。

to be continued...

東京メタルシティより愛を込めて



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?