ドーナツってブラックホールに似てる

「ドーナツの穴は存在するのか」って議論は、けっこう昔からある。みんなが話している。高校の倫理の先生も、哲学の授業中にドーナツの穴の話をしだした。
そう、ドーナツの穴は周りの可食部があるから存在しているのであって、穴だけを肉眼で見ることは出来ない。


ブラックホールも似ている。ブラックホールの周りにある光やチリといった事象が飲み込まれる「事象の地平線」というものが存在するから、黒い穴として観測できるらしい。
ブラックホールだって、単体で見ることはできないのに、存在している。




ドーナツの穴は目で見ることができないし、穴自体に質量があるわけでもない。  それなのに、その存在はたびたび議論されている。
ドーナツの穴は光を吸収しはしないけど。

ドーナツの穴はブラックホールに劣らない話題性がある。こんなにも人類を虜にするのだから、ドーナツの穴はつまりブラックホールだ。

ブラックホールの周りを渦巻く光やチリももしかしたらドーナツみたいにほっぺたの落ちる味がするのかもしれない。

みなさんも、宇宙に行く機会があったら、是非、ブラックホールを味わってみてはいかがだろうか。

「2019-04-13の日記より」

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