できない-02

気付けば、ピアスの穴が塞がっていた。


昨日は4ヶ月間取り組んでいた、
博報堂ブランドデザインコンテスト(通称:Branco!)の2次予選と決勝大会でした。


結果は、この大会で優勝したチームに0.3ポイント差で負けてしまい、
めちゃめちゃめちゃ悔しいです。


スポーツの世界では1点差で勝敗が決まる、

そんなこと状況を多々見てきた中で
いざ自分がその状況に陥ると思った以上に受け入れられず、点数が前のスクリーンに映し出されてから何も言えなかった。


優勝チームが、30.9pt
私たちが、30.56pt


本当に悔しい時は、
人間泣きたくても泣けないし、
声に出すことさえ難しい。

リーグ戦のシステム上、初参加のBranco!の結果は200+組中TOP12という結果に。


企画を勉強し始めてからずっと目標だったBranco!

思えば、この4ヶ月

何回も新宿の地下で話し合って
交代で仮眠しながら朝まで企画書をつくって
煮詰まったらボードゲームをしてリフレッシュして
自分が他で作った企画を見せ合ったりして

本当に楽しかった。

そして、
4ヶ月間かけて作った自分たちの作品が本当に好き。


だからこそ悔しいな、


アスリートは勝ってる数と同じくらい負けた数も多いはず、
その人たちは負けた経験をどう生かしてるんだろう?

早めに次のゴール設定をしないとずっと落ち込んでそうで決勝が終わるまでの間にすぐこれからのこと、を考えました。

けど、この日のことは一生忘れたくないから
いまnoteに書いています。



もう終わってしまったけれど、

悔いのないくらい頑張って取り組めたこと、
負けてもこのチームで参加できてよかったと思えてること、

自分はやっぱり企画とデザインが大好きだということ、は変わらない。


私はどんなアクセサリーよりも、ピアスを毎日付けてた。

でも、気付いたら
いつの間にかピアスの穴が塞がっていた。

ピアスを長いことつけてなかったという事実に気付いてなかったくらい、

夢中になれることが目の前にあるということは
どれくらい幸せなことなんだろう。


これからもずっと努力と精進を忘れない林苑芳でいたいです、
応援してくれたみんなありがとう。


2019.02.03

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