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【NYY #27】2022年シーズンを振り返って

今年は本当に色々ありすぎた。

贔屓のヤンキースは結果的にリーグ優勝シリーズで敗退をしてしまい、チーム状態的にも正直「未来が明るい」とは言い難いものの、、、非常に内容の濃い一年だったとは思います。
そして筆者個人的にも激動の一年だったので、時には楽しく、時にはしんどく、でも年中通して充実した時間を過ごせました。

私事も挟みつつにはなりますが、簡単に1年を振り返らせてください。

シーズン前(1~3月):野球が見れる!+ヤンキースラジオ始動

年初は球団と選手との対立によるロックアウト、そして交渉の目処が立たない中のシーズン開催中止の危機が2か月半続きました。
当時は「今季は100試合開催できればいいかなー」と悲観的になっていたのが今となっては懐かしいです。(結局通常通り162試合が無事開催されました)

そして3月上旬には何とか交渉がまとまりシーズン決行が確定。
この時私はたまたま米国テキサス州にいましたが、ネタツイが結構反響を呼んだのを現地で爆笑しながら見てたのが良い思い出です:

無事野球が見れる!と喜んでいた中、凍結されていた選手の移籍が一気に動き出すわけですが、、、
なんと、我らがヤンキースは最大の補強ニーズに合致する目玉選手を全て取り逃がしましたね
SNSでは久しぶりに本気で怒っているヤンキースファンで溢れかえっていました。
シーズン前から敗北確定のムードが広まっていたのは、今現在ヤンキースファンの間で漂っている絶望とほぼ一緒なので、何かとfull circleに来たな、と勝手に面白がっています。

ここで、筆者個人の転機①が訪れます。
3月下旬に同じヤンキースファンの助手さんとPodcastを始めようと意気投合し、「The Bronx Zoo ~ヤンキースラジオ~」の放送を開始します

今や本放送は11回、試合を見ながらのライブトークやカブスラジオさんとのコラボ等々合わせると16回も開催しています。
Twitter Spaceの生放送でも最大計400人の方が聞きに来て頂いたりと視聴者の皆様に支えられながら続けております。
一度でも聞きに来て頂いた方、継続的に聞きに来て頂いている方、本当にありがとうございます!引き続きご贔屓を!

シーズン前半(4~6月):ヤンキース独走+KZilla史上最高の試合観戦

さて、いざシーズンが開始すると前述の絶望的前評判が嘘のように、ヤンキースが凄まじい勢いで勝ち続けます
7月までほぼ独走が続き、ヤンキースファン名物の掌返しがピザ塔をも倒す勢いで烈風を巻き起こします。
流行りの予祝で皮算用している某ヤンキースファンもいましたね。

もう本当に何をしているんだ、助手ちゃんは、、、

そして6月には筆者がまた所用で渡米をすることになり、今度はヤンキースの本拠地ニューヨークへ。
そして友人のツテでヤンキース放送局の知り合いからチケットを貰うことが出来、参戦できた試合がなんとこちら:

(試合で叫びすぎて、次の試合頭痛と喉の痛みを訴えてコロナ疑惑で親友の結婚式初日に参加できなかったのは内緒)

あと個人的に大好きだったストーリーラインはMatt Carpenterの大復活劇
長年カージナルズで活躍をしたものの、ここ数年は成績不振に陥り、昨オフに生え抜きのチームを去ることに。
そこで心機一転、37歳で自身の大改造に挑むことにし、その努力の成果が5月末の昇格後に128打席で15本塁打、OPS 1.139という脅威の成績として実りました。
残念ながら8月頭に足の骨折をしてしまい魔法が切れてしまったものの、2ヶ月ほどの無双を十分楽しませて頂きましたね。

大谷翔平選手からもホームラン打ちましたね。

シーズン中旬(7~8月):絶不調ヤンキース、唯一無双を続けるジャッジ

ここまでは順風満帆だったヤンキースですが、本当に何があったのかというくらい突然崩壊し出します。
主力選手が怪我でどんどん離脱し、残された選手らのここまでの勢いも瞬時で蒸発し、びっくりするくらい試合に勝てなくなります。

7月末にはトレードで補強の動きをしたものの、これでも不調に歯止めはかけられず、、、
結果的に8月は10勝18敗と大きく負け越し、一時期最大15.5ゲーム差があった首位の座も最小3.5ゲーム差まで縮められる時もありました
この時期、一度もヤンキースラジオが放送されなかったのは流石に露骨すぎでしたかね。(笑)

一方で、この時期に一人で全てのヘッドラインを掻っ攫って行ったのはヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジ選手
6月終わりまでに29本ものホームランを放ち、7月に13本、8月に9本、と気づいたら9月を迎える時点で51本ものホームランを打っていました
7月くらいから本格的に「MLBシーズンホームラン記録を塗り替えられるのでは?」と世間がざわめき始め、8月には本格的なホームランチェースとして大々的に取り上げられるようになりました。

そして同じ時期に私のもう一つの贔屓の主砲、ヤクルトの村上宗隆選手もNPBのシーズンホームラン記録を塗り替えるペースでホームランを量産しており、両贔屓でホームラン競走を楽しめたのは一生の贅沢でした。

シーズン終盤(9~10月):ジャッジ選手の大記録、KZilla記事執筆開始

9月に入り一時期は首位剥落の危機もあったものの、何とか持ち堪えて地区優勝を果たしたヤンキース。
ただ、正直地区優勝より遥かに注目されていたポイントが二つありました:

ルーキーの鮮烈デビュー、そして大活躍

有望株として大きい期待を持たれていたOswaldo Cabrera及びOswald Perazaの二人組がデビューを果たし、その期待通りの働きを見せてくれたデビューは2018年のGleyber Torres/Miguel Andujarデビュー以来ではないでしょうか。
CabreraはCF以外の内外野を全て守るスーパーユーティリティとしてスタメンを奪取し、打棒でもOPS .741と平均以上の成績を残した他、エネルギッシュなプレーと振る舞いでチームを鼓動させました。

Perazaは出場機会こそ少なかったものの、49打席でOPS .833、そして何より近年のヤンキースの課題であるショートの守備を一人で解決してくれました。本当に「エグい」の一言に尽きます。来年の開幕スタメンショートはPeraza以外の選択肢がないですね。ね、キャッシュマン?

アーロン・ジャッジ選手、「真のシーズンホームラン記録更新」

そして162試合中161戦目にジャッジ選手がシーズン62号ホームランを放ち、最後の最後にアメリカンリーグのシーズン記録を更新します。

9月後半、そして10月に入って大幅に失速をしていたこともあり、62号が本当に見れるのか?と不安も多く漂う中、肝心の時にしっかり決めるのは流石ヤンキースの主砲ですね。
ヤンキースファンのみならず、全てのMLBファンが一緒になって祝っていたのがとても良い思い出です。

※この「62ホームラン」が「真のホームラン記録」と呼ばれる理由については、下記のnoteを是非ご覧ください。助手ちゃんが非常にわかりやすくまとめている、神noteです。

KZillaちゃん、記事書くってよ

そして9月には私にとって2つ目の転機が訪れます。
ご縁があり、ワニブックス社様のWeb記事媒体「NewsCrunch」にて私の記事を掲載頂くこととなり、これまでで計4記事を掲載しております

ただただヤンキースについて語りたいだけで始めたnote及びtwitterから派生し、まさかこのような機会を頂けるとは思いませんでした。
これまで私の記事等々を読んで下さった読者様、拡散等していただきエクスポージャーを下さったサポーター様、皆様がいてこそ作り上げることができたものだと思っています
改めて、いつもありがとうございます。

プレイオフ(10月):不甲斐ない終焉

プレイオフについては考えたくないから割愛します。
「ちゃんと振り返ってないじゃん」と思うかもしれませんが、細かいことは気にせず。
とりあえずアストロズに負けました。また来年。

御礼

2022年シーズンが閉幕し、一つの節目ということで日々お世話になっている方々へ感謝の意を述べさせて頂きます。

まずは日々やり取りをさせて頂いているTwitterのフォロワー様、noteや記事の読者様、ラジオの視聴者様
皆様がいてこその「KZilla」なので、いつもご贔屓頂きありがとうございます。
来シーズンもよろしくお願い致します!(勿論オフも色々やっていきたいですが!)

個別ではまずワニブ編集者さん。
記事の執筆の機会を頂き、更に日々執筆のご支援を頂いておりありがとうございます。
そして一ファンとして日々やり取りをできることも大変嬉しく思います!

カツグマさん、ヤクルト垢時代からずっと仲良くして頂き、ヤンキース垢に移行した後も日々仲良くして頂きありがとうございます。
ヤンキースについてそこまで詳しくないのに拘らず、いつもラジオを聞きにきて頂いて光栄です。
そして先日は本当にありがとうございました、また来年神宮でお会いしましょう!

Kendrick P and Hana, you guys are my 2 biggest fans and yall don’t even watch baseball haha. Words can’t describe what both of your support means to me- I’m truly thankful, and hope next year I can introduce you into the wonderful world of the Yankees/Swallows! 

YS and Natalie, baseball would not be fun without you two around. Here’s to a Jingu-filled 2023 with you both, and happy wedding/relationship! 

C, I know we don’t talk anymore but I couldn’t have done any of this without your support at the time- thanks for everything. 

そして助手ちゃん。
この1年間で我々が一緒に築き上げたラジオを心の底から誇らしく思います。
言ってしまえば我々二人が勝手に騒いでいるだけかもしれませんが、ヤンキース・MLBコミュニティの方々に多く視聴頂いて、「次楽しみにしてます!」と言って頂いたりして、一つのプラットフォームを立ち上げたと言っても過言ではないと思います。
「ヤンキースについて一緒に盛り上がれる仲間がほしい」という思いでTwitterやnoteを始めた中、ラジオに限らず日々ヤンキース、そしてそれ以外の話題についても語れる相方が出来てラッキーだなと思います。
ありがとう!

というわけで、今後ともよろしくお願いします〜
オフの見通し等々はラジオで語りますね!

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