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神奈川県社会人サッカーリーグ 2部昇格決定トーナメント1回戦 vs バイラール湘南 2/20(日)

ゲーム概要

2部リーグ昇格を目指す東急SレイエスFCはリーグ戦を首位で終えて、2部リーグ昇格を決めるトーナメントに臨む。
この昇格トーナメントは3回勝つことで2部リーグの昇格権を得る。
昨年は2回戦で敗れてしまい、昇格を逃してしまったので今年はなんとしても「2部昇格」を目標に掲げている。

対戦相手のバイラール湘南とは初の顔合わせとなる。

東急SレイエスFC TOPチーム選手紹介↓↓↓


チーム紹介

東急SレイエスFC
スターティングメンバー

バイラール戦スタメン

13中島 康介
 17栗原 陽一 14松本 陸 22小瀧 雄輝
7平賀 充 8中田 直希
6松永 拓巳 16鈴木 暢 2天本 匠海 4柴田 晃汰
1甲斐 匠


サブメンバー
 20天倉 智生 3廣瀬 和哉 5橋本 康平 9菅谷 天 10上保 圭輝
12林 龍之介 21勅使河原 滉介 23井出  一哉 31國井 一幸 39神庭 勇人

監督
土本 和孝


バイラール湘南

バイラールスタメン



戦況/結果

前半

バイラール戦噛み合わせ

レイエスは1-4-2-3-1、バイラールは1-4-4-2でゲームがスタート。

開始早々、レイエスはロングボールのこぼれ球から13中島が抜け出してシュートを放つもGKがセーブ。いきなりチャンスを迎えるがゴールとはならず。

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開始前から雨風が強くなってきており、風上に立ったレイエスが相手陣内に押し込む形で序盤が始まる。

バイラールは体格の良いFW4が基点となり、攻撃を試みる。

前半17分、バイラールは長いボールを受けた4がターンからボールを運び出し、そのままシュート。これはレイエスDF2天本がブロックするが、このボールがPA内側にこぼれ、16鈴木が足を出す。と同時にバイラール19が飛び込んできてレフェリーの笛が吹かれPKか?と思われたが16鈴木が一瞬先にボールに触れており、レイエスのFKで再開。

風の影響がある中でお互い攻撃の精度が上がらず両チームなかなかチャンスを作り出すことができない。

前半35分、相手陣内右サイドでボールを保持したレイエスは22小瀧がスピードを活かしたドリブル突破からクロスを上げる。このボールは飛び込んできた17栗原が頭で捉えるがわずかにゴールの枠を外れてゴールとはならず。
レイエスにとってはなんとかものにしたい決定機であった。

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前半38分、バイラールは後方からのロングボールを4がうまく逸らしてゴール前の混戦に持ち込むが2天本、4柴田が身体を張ってブロックしてシュートを打たせない。

お互い得点は入らず、0-0で前半を終える。

後半

お互い前半終了時からメンバーの変更はなく、後半に臨む。

後半3分、バイラールは後方からの長いボールを受けた4が左サイドを上手くドリブルで前進して角度のない所から意表を突いたシュートを放つが、ゴールを捉えることはできず。

ここから後半序盤はバイラールがリズムを掴み、相手コートに押し込む。

後半11分、バイラールはゴールから約40m程離れた右サイドの位置でFKを獲得。キッカーが放ったボールはPKスポット辺りに上がり、上手くマークを外した2が頭で合わせて先制点を奪う。

早めに追いつきたいレイエスは後半17分、9菅谷を投入。その直後のFKからいきなりチャンスを迎えるが惜しくもボールを捉えることが出来ず。

レイエスは攻勢に出る。

後半21分、自陣からボールを展開して左サイドから前進して、PA中央のライン際で一瞬フリーになった17栗原がボールを受けてターンからシュート。このシュートはバイラールGKがセーブしてCKに逃れる。このCKもシュートまで繋げるが、ゴールを奪うことはできず。

後半28分、レイエスは相手コートでクリアボールを拾った4柴田が右サイドの22小瀧へ展開。22小瀧は相手と対峙していたが、少しずらしてクロスを上げる。このボールに途中出場の10上保がヘディングで合わせるがシュートはGKがキャッチする。

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後半36分、レイエスは自陣左でボールを持った7平賀から右サイドの4柴田まで長いボールが通る。4柴田はファーサイドにクロスを上げて10上保が折り返す。この折り返されたボールを9菅谷が捻じ込んで同点ゴールを奪い、残りわずかの所で追いつく。

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このゴールによってレイエスは息を吹き返し、逆転ゴールを狙いに前に出る。

後半AT、バイラールは自陣から長いボールを送るが、短くなり手前に落ちる。このボールにレイエス7平賀が前に出て処理をしようとするが、後ろに逸れてしまう。このボールが2天本と入れ替わるようにしてレイエスDFラインの背後に落ちて、いち早く反応したバイラール4がGK甲斐の頭を越えるシュートでゴールに収め終了間際に再び勝ち越しに成功する。

なんとしても追いつきたいレイエスは失点後のキックオフの流れからゴールから中央約30m程の位置でFKを獲得。時間的にもほぼほぼラストのプレー。
キッカーは左利きの5橋本。放たれたボールはゴールの右に逸れる。

この数プレー後に試合終了のホイッスル。

バイラールは2回戦へ駒を進め、レイエスの2部昇格への挑戦はまたしても阻まれることとなった。

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選手交代

東急SレイエスFC

57分 14松本 陸 → 9菅谷 天
66分 17栗原 陽一 → 5橋本 康平
66分 16鈴木 暢 → 10上保 圭輝
74分 13中島 康介 → 3廣瀬 和哉 


バイラール湘南
19分 19 → 8
64分 23 → 7
79分 30 → 13

結果/スタッツ

マッチレポート TOP 2部昇格戦vsバイラール湘南 (1)
マッチレポート TOP 2部昇格戦vsバイラール湘南スタッツ


監督コメント

東急SレイエスFC
監督 土本 和孝

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■この昇格戦はどんな想いで、どんな準備をして来ましたか?

“昨年掴めなかった2部昇格を果たす”この最大の目標に向けて、選手たちと意識を高めて共に取り組んできました。
勝利を重ねて上位カテゴリーに駆け上がっていく姿を見せることで、応援して下さる方々にワクワク感を届けたい、より高いレベルで選手たちをもっと輝かせたい、そんな想いでこの1年間フットボールに向き合ってきました。
昨シーズンの反省を踏まえ、今シーズンはチームとしての戦い方を整理して誰がどこのポジションでプレーしても遜色ないゲームができるようにチーム力を上げる、そしてトーナメントで勝ち上がっていく勝負強さを養うために「クラブチーム選手権」や「横浜市民大会」にも出場しました。
公式戦の経験値を高め、選手たちが迷わずプレーできるように積み上げてきましたが、重要局面である昇格戦で選手のピークを持ってこれなかったという印象で、指導者としての力不足を感じています。



■前半を戦っている中で、どんな事を感じましたか?

雨と風の影響で選手たちはやりにくそうには見えましたが、当初のプラン通り、迷わずプレーできていると思いましたし、徐々に相手やピッチコンディションにも順応し始め、もう少しリスクを冒して積極的にプレーするシーンを増やせればとの思いはあったものの、有利にゲームが運べていると思いました。何度かあった好機を決めたかったところではありましたが、試合の入り方は悪くないと感じていました。



■後半先制点を奪われた時、どんな事を考えましたか?

失点するとしたらセットプレーか攻撃に重心を置きすぎた時のカウンターと思っていましたので、まさにセットプレーでやられてしまったというのは注意していただけに悔しい失点でした。ただ、ゴールを奪える自信はありましたし、ゲームプランを練っている時から先に失点した場合の想定もしていたので、そこまで慌てることはありませんでした。交代選手を信じて送り出し、結果的には交代した選手がゴールを決めてくれましたし、最後はPKを良しとせずに時間内決着に賭けて、リスクを承知で勝負に出たところでの失点でしたので仕方ありません。選手はよく戦ってくれたと思います。勝利を手繰り寄せられず無念です。



■この年間のリーグ戦、昇格戦を通しての率直な感想をお願いします。

2シーズン目の挑戦も残念ながら目標を掴むことはできませんでした。一発勝負のトーナメントを3回勝ち抜かなければなりませんので、昇格戦は本当に難しいです。実力が拮抗している相手との真剣勝負は、成長機会が詰まっているとポジティブにとらえられる一方で、負けたらそこで終わりの世界の中ではどうしてもリスクを冒さずに蹴り合うシーンも増え、フィジカル勝負になってしまう側面もあります。それこそ運も必要になってきますが、その運さえも手繰り寄せられる強い意志が必要になってくると思います。この意思は個人としての意志だけでなく、チームとしての意志という側面の方が強いかもしれません。社会人サッカーは共にする時間が限られ、毎回選手が異なることも含めて、チームとしてのブレない軸を作っていく必要があると感じます。この1年間、そこに向けて取り組んできたつもりですが、まだまだということなのでしょう。
監督としてやれることは全てやると臨んだ1年、コロナ禍もあり思うようにいかなかった部分はたくさんありますが、自分に甘えずにやり切った感はあります。でもだからといって充実感に包まれてるかというと、そういうことは一切なく、ただただ力不足を痛感し、悔しさしかありません。成果目標としていた2部昇格を果たせなかったことはもちろん、“応援される存在になる•アカデミーから目標とされる存在になる”という意義目標もまだまだ遠く及ばず、とにかく悔しいの一言です。もっと強くなりたい、もっといいチームにしたい、もっと魅力的なクラブにしたい、今この“もっと”が心の底で沸々と湧き上がってきています。
いつだって原動力は悔しさがスタートでした。トップチーム発足から2年、様々な困難がありながらも懸命に取り組んだこの日々は、きっと未来の大きな成功につながると信じ、この悔しさを胸に刻んで、また力強く歩き始めたいと思います。
これまで応援していただきました皆様、本当にありがとうございました。これからもレイエスを応援よろしくお願いいたします。



選手コメント


東急SレイエスFC
7平賀 充(キャプテン)

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■この昇格戦はどんな想いで、どんな準備をして来ましたか?

「なにがなんでも勝つ」という想いでした。
とにかく勝つために、チームとしての一体感や勢いを昇格戦に向けてTRやTRMを通して上げていけるよう取り組んできました。


■前半を戦っている中で、どんな事を感じましたか?

雨や時折強く吹く風といった天候のなか、なるべくリスクを冒さず、ボールをシンプルに前線に送りこむという戦いを徹底して行ったなかで、相手陣地でのボールの保持や崩しというのはもっともっと丁寧にする必要があったと感じました。




■後半先制点を奪われた時、どんな事を考えましたか?

個人的にマークをはずしてしまったことで、やるせない気持ちになりました。
ただ、まだ残りの時間は残ってたのでチャンスは来ると思ってましたし、追いつけると信じて戦おうとすぐに切り替えました。



■この年間のリーグ戦、昇格戦を通しての率直な感想をお願いします。

まずこのトップチームのキャプテンとして、この昇格戦に勝てなかったことはとても残念ですし、応援してくれたサポーター、オフィシャルパートナーの皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
クラブとして2021シーズン最後に笑って終わろうと挑んだこの昇格戦でしたが、今年も目標の昇格は達成できませんでした。
何かを変えなければ、何かが変わらなければ、きっとこの先も同じ結果になるでしょう。
それは誰かに変えてもらうのではなく、自分または自分達がそれぞれ変わらなくてはいけないと思います。
また来年も頑張ります。どうぞ応援よろしくお願いします。





9菅谷 天(選手 兼 コーチ)

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■この昇格戦はどんな想いで、どんな準備をして来ましたか?

今年の昇格戦は絶対に落とせない。今年こそはとの思いでチーム全員で良い準備をしようと思ってセットプレーだったり、戦術の確認などこだわって準備してきました。


■前半を見ている中で、どんな事を感じましたか?

流れは悪くなかったので、点が入るのは時間の問題かなと感じていました。


■後半ゲームに入る時は、どんな事を考えましたか?

1点勝負になるなと思っていたので、自分の役割は点を取ることなのでそこは意識していました。


■この年間のリーグ戦、昇格戦を通しての率直な感想をお願いします。

チームとしては成長していたと感じていたのでもう一つ成長出来ていれば結果を変えることが出来たかもしれないと思います。
とても長いシーズンの締めくくりを笑顔で終われなかったのは残念ですが、これも1つのハイライトとして来シーズン頑張りたいと思います。



2天本 匠海

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■この昇格戦はどんな想いで、どんな準備をして来ましたか?

今いるチームメイト全員で勝つという想いで取り組んできました。
昇格戦だからといって特別な準備というものはなく、昨年の敗戦から1年かけて積み上げてきたものを試合で発揮できるように準備してきました。


■前半を戦っている中で、どんな事を感じましたか?

ピッチコンディションや相手のプレースタイルを考慮し、自陣から繋ぐよりもシンプルに前線でプレーできるよう背後を奪いにいくことを意識しました。
前線での奪い返しからショートカウンターなどでチャンスは作れていたと思います。
逆に相手FWの選手は身体の強い選手だったので慌てて飛び込まずじっくりと対応することができていました。
どちらに転ぶかわからない内容だったのでバックラインでは冷静に対応しようとコミュニケーションも取れていました。



■後半先制点を奪われた時、どんな事を考えましたか?

時間もまだあったのでメンタル的には「問題ない」「必ずチャンスは訪れる」という気持ちでした。むしろここからが昇格戦なのかなと感じ前向きに捉えられていました。
私たちが警戒していたセットプレーでの失点でしたので、思い返した時に不必要なファールは避けようと話していたので少しもったいなかったなと思う部分もあります。



■この年間のリーグ戦、昇格戦を通しての率直な感想をお願いします。

1年間昇格という目標に向けて取り組んできました。様々な方に支えられてきてピッチに立てているんだととても感謝しています。
試合に出られなかった選手、応援してくださる方々に結果として残せなかったことが非常に悔しく感じます。
最後私のクリアミスで失点をしました。あの時芯に当ててクリアできていれば結果が変わっていたかもしれないと何度も思います。
同じメンバーで戦うことができないと思うともっとプレーしたかった、みんなで勝ち上がりたかった、本当に悔しいです。
起きたことに悔やんでいても進めないので切り替えて次に向けて個人としてもチームとしても成長していきたいと思います。



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本日のゲームを持ちまして、2021シーズンTOPチームの公式戦は終了となりました。
昨シーズン達成出来なかった「2部リーグ昇格」を最大の目標として取り組んできましたが、今シーズンも達成出来ませんでした。
不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、どんな時も応援/サポートしてくださった皆様、ありがとうございました。
2シーズン持ち越した目標を来シーズンこそは何としても達成します。

「挑戦〜つまづいても構わない 歩き始め続けること〜」

このクラブの価値観をTOPチームが先頭に立って表現していきます。
2022シーズンも引き続きよろしくお願い致します。



パートナー/サポーター

東急SレイエスFCでは、応援・支援をしてくださるサポーターやパートナーの募集も常時行っておりますので、詳細は下記よりご確認ください。

◼︎レイエスサポーター(個人・ショップ)

◼︎レイエスパートナー(企業)




オフィシャルパートナー

アディダス
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