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相場から学べる人生の成功法則

タイトルからでかでかと成功法則と書きましたが、これは本質的な成功法則だと思います。この世界の真実だと思います。人生において知っていると役に立つこと、くらいのニュアンスで読んでいただければいいかもしれません。

僕は仕事柄スタートアップの投資に関わっています。スタートアップ投資はビジョンや将来、人、技術に投資をします。一方で、趣味に近いですが株やFXなども僕は好んでやっております。チャートやローソク足というものが昔から大好きなんですよね。ビジュアル的にもロジック的にも惹きつけられます。

投資にはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析というものがありますが、スタートアップ投資はファンダメンタルズ分析FXや株はテクニカル分析という位置づけにしており、日々頑張ってます。

チャートやロウソク足の値動きを見ていると学ぶことがとても多いんですよね。大衆心理のもとに動くものなので、そりゃそうなんですが、人生の学びが凝縮されてるなぁと思っちゃうわけです。人生自体が投資の連続ですしね。

今回はそんな相場から学んだ成功法則、人生において役立つことをいくつかピックアップしてみました。有益なツイートも添えてます。

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局面は移り変わる

まずはみんな大好きチャートです。チャートを見れば一目瞭然ですが、チャートというものは必ず上にも下にも動きます。上昇トレンド、下降トレンド、レンジ。チャートは基本この3つで成り立ちます。人生も同じです。上向き傾向になったり落ち込んだり。上向きトレンドになって何もかもうまくいく時期もあれば、次から次へと悪いことが起きたり。でも必ず上昇するし、必ず下降します。大きな視点でゆったりと上昇トレンドを築けるよう頑張っていきたいです。


押し目を理解する

チャートの動きは面白いです。上昇トレンドを作るときは、一度あがり、押し目を作ってから再度本格的な上昇をしていきます。押し目で入るのが、リスクも低く、投資対効果も大きいです。これは人生でも同じです。ガートナーのハイプサイクルというものがありますが、テクノロジーの進化は一度盛り上がったあと、市場が少し落ち着いた後に、本物が生まれてきます。仮想通貨やブロックチェーン、VRなどが今まさにそうでしょう。いわゆる市場の盛り上がりに便乗する後乗りたちをイナゴと揶揄されますが、イナゴが過ぎ去った焼け野原の中で、芽が出て着実に育っていっています。


逆張りとトレンドフォロー

相場の向き合い方として、トレンドフォローの順張りとトレンドと逆向きにポジションを持つ逆張りがあります。人と同じことをすると、それだけライバルは多くなり享受する利益は低くなりますが、環境に波乗りできるので、勝ちやすくなります。一方で逆張りにポジションを持つのも良いです。人と同じことをしないということなので、目立ちますし、勝ったときの利益は莫大になるでしょう。日本人は往々にして人と違うことをしたがらない国民性があるので、逆張りな生活をしているだけで、成功確率は増すでしょう。


集中か分散か

長期投資は、レバレッジ低めで分散しガチホが定石です。短期投資は、集中してレバレッジ高めで早い利食いが定石です。これは人生でも同じです。結果が出るのはゆっくりでいいのでリスク回避して着実に成長していきたいというのなら、分散長期戦略が良いでしょう。英語や運動などは長期にふる人が多いですね。一方で、早い結果を求めたいなら、やることを一つに絞り集中的に追い込むのがいいでしょう。他のことをやれなくなるのでリスクは伴いますが、結果がでるのは早いです。ライザップにいったり留学などに行く人のほうが結果が出るのが早いのは自明です。


期待値を計算する

投資において、リスクリワードを計算する力が基本的に重要です。トレードはギャンブルだと思っている人が未だに一定数いらっしゃいますが、リスクリワードに基づいた正しい意思決定プロセスです。勝てる確率が負ける確率よりも高いから、投資するわけです。人生も同じです。誰もがギャンブル的に無理な挑戦はしません。あるモノやサービスも使うとき、みんなが良いというから購入しますよね?あれも口コミを利用して、無意識に勝てる勝負にでているのです。


タイミングと踏み込む力

投資において一番重要なのはタイミングです。歴史や経験からパターンを認識し抽出し、ここぞというタイミングを見極める力。そしてそのタイミングで、適切に踏み込む力、重み付け、大きく張る力が求められます。これは人生においても同じです。成功のチャンスはどこにでも転がっていますが、それに気づける経験値、そして、リスクを恐れず挑戦できる踏み込み力、そういったものが成功の秘訣なのでしょう。


損切りの重要性

勝てるトレーダーは損切りが早く、適切に損切りを繰り返します。勝つための適切なコストです。そして覆水盆に返らずです。人生も同じです。人はサンクコストに縛られて、ダラダラ出血してしまうのです。入っても何もプラスになっていないサロン、契約したのにあまり使っていないサービス、買ったもののほとんど着ない服、そういったものはサンクコストのせいで浪費し続けます。すぐに損切りし、次の機会に向けたほうが良いのです。損切りしないと、マインドシェアも物理的シェアもかさむ一方です。


濃淡をつける

トレードにおいてコツコツドカンという言葉があります。【コツコツ勝ってドカンと負ける】をやります。それによってみんな退場していくのです。勝てる人は、【コツコツ負けてドカンと勝つ】をやれています。つまり、コツコツチャレンジし損切りを繰り返し期待値高い時にいかに高ロットでチャレンジできるか?が重要です。これは人生でも同じです。少しでも可能性があるときに、打診チャレンジを繰り返します。穿った見方をせずフットワークが軽いのです。そして成功する人はその後の撤退も早い。引きずりません。これはイケると見極めた瞬間に、リソースを投下して勝ちに行くのです。


一度決めたら動じない、決めたルールを守り続ける

トレードにおいても、計画が重要です。基本的には一度決めた投資戦略を変えずに、行末を待ちます。初心者は右往左往してしまい、ポジポジ病になり、損切りも沢山します。リスクリワードを考えてinしたら、ストップロスに引っかかるまで、損切りしないほうがいいのです。下手に動くから確率がかわるのです。一度決めたらぶれない。結果が出るまで待つ。決めたら不退転の心で、動じない。人生においても同じです。成功法則は、決める、やる。やり続けるしかありません。雪だるまにするためには雪玉から始めるしかありません。肉体改造なども同じです。まず、決める。そしてやる。やり続ける。それだけです。


少しの余力を残しておく

トレードにおいて、財産のすべてを投下するのは愚かです。そして、さらにいうと、証券会社に入れたお金も、証拠金維持率を高めで投資していくのがまっとうです。乗り遅れないために一度小ロットで入り、ここぞのタイミングでロットを積みます。これは人生でも同じです。チャンスの時のために、余力を残しておくのです。メンタル的にも物理的にもです。蟻塚も同じです。働き蟻が7で、サボり蟻が3というのは有名な話ですが、あれもただサボっているのではなく、危機対応のために余力を残しているそうです。何事にもバッファは必要なのです。


着実に成長する

2017年末の仮想通貨のように、最後の局面で瞬間的に買い圧力強まることを、バイイングクライマックス(逆はセリングクライマックス)といいます。大量の熱量が集まったあとは急に静まるのです。これは人生でも同じです。瞬間的に熱したものは冷めやすく、逆にいうと時間をかけて熱したものは長い熱量を維持します。お笑い芸人などもそうですね。一発屋芸人のように、急に一躍有名になった人は、忘れられるのも早いです。正しいものは、焼け石のようにゆったりと熱量や実力をつけて有名になっていきます。



誰よりも先に仕込み、大きな利益を手にする

株やFXは初動を捕えられた時、有利にことをはこべます。最終的には大きな利益を得ることができます。バイイングクライマックスもそうですが、みんなが注目したタイミングではもう投資優位性はありません。所謂後乗りをイナゴと揶揄されますが、注目が加熱したタイミングではすでに利確をすますべきでして、そこから参入するのはもう遅いのです。トレンドの初動を掴むことが重要です。誰も見向きもしない時に対応しておくことが優位性になります。日本が誇るトップユーチューバーのヒカキンさんも、2011年から動画投稿をしています。誰も信じていない気づいてないうちに、仕込んでいるのです。人に対しての教育もそうですよね。価値が出る前から目をつけサポートするのが大切ですよね。結果だした人を応援するのは誰でもできます。価値が出てから目をつけるのでは到底遅いのです。


初動にコミットする

トレードでは、ピラミッティングという言葉があります。トレンドに追随して徐々に買い増ししていく手法です。そこでのコツは、初期に投じたロット数よりも、下げたロット数を追加していくことです。後から足したほうがリスクは少ないですが、一方で享受する利益も小さくなります。人生も初動が全てです。初動にコミットすればするほど、最終的に手にする利益の総量も大きくなります。初動の勢い次第で、その後の軌道が変わります。角度とスピードが変わります。


長期で見れば、赤字はリスクではない

投資において、個別の勝敗はある種のランダムなゆらぎとみなせます。"期待値と試行回数を最大化し、ギャンブルから平均回帰で予測可能な事象へと変化させるのがトレード"です。そのため、一回一回の勝敗に一喜一憂するのは無駄です。長いスパンで最後に勝てば良いのです。(例えば月単位や年単位)人生においても同じです。ブログもそうだし、プログラミングも、英語学習も、全てにおいてコストしかかからない下積み期間が往々にしてあります。それでも長いスパンでみれば確実に成長はしますし、失敗なんて他人は誰も覚えてません。成功のために必要なだけです。極論、人生でいえば最後に笑って死ねればいいのです。


初期はフルレバフルコミットが基本

トレードにおいて、元金が小さい場合は複利の効果も実感しにくいので、長期投資よりも短期投資が向いています。株よりもFXだったり仮想通貨だったりです。そしてコツコツ小さく勝つのではなく、レバレッジかけてガツンと損小利大を狙わないといけません。でないといつまでたっても元金が増えません。これは人生においても同じことが言えます。"大した能力も経験も影響力もない凡人が、保険かけながらチマチマと挑戦したところで大してうまくいかない。経験や信用のない凡人だからこそ、全部断ち切ってフルコミットしないといけない。やるかやらないか" コツコツやっても対して結果はでません。退路を断ってガツンとフォーカスした時に結果は出やすいです。英語や筋トレもそうですね。フィリピン留学やライザップが効果でやすいのも同じです。週末に英会話スクール通っても対して結果は出ません。


ボラティリティを意識

トレードで勝率をあげるには、ボラティリティのあるところで勝負をするべきです。これは資金量が多い銘柄をや通貨ペアを選ぶということです。ボラティリティがあるほうが、人の心理がチャートに反映されやすいですし、時間効率も良くなります。人生でも同じことが言えます。僕は逆張りが大好きですが、基本的にはトレンドにフォローするのが得策です。


また気づきがあり次第、追加していきます。つづく。

そのうち、筋トレと人生 編も書いてみます

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