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ロックンロールは鳴り止まない

頭ん中に同じバンドがずっといる感覚。
曲のあるリフやフレーズが頭の後ろの方で流れてる感覚。囚われている感覚。
こんな感覚を久しぶりに感じている。

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最後かいつかは覚えてないけど、最初は高校生の時。初めて音楽というものにハマり、アツくなり、時には信仰までしていた時期。その時には常に何かしらが頭ん中で流れてた。この時聴いてたバンドや聴いていた情景は、自分にとっての原風景になっているみたいで、最近じゃ全く聴いてない曲でも、自然と歌詞を口ずさめたり、その頃の何気ないことがすっと思い出せる。

それが異常だったのを、頭ん中に何もいなくった大学2年頃に感じた。その時も好きな曲や良いなって思う音楽はあったけど、頭ん中から離れないという感覚はなかった。もう昔みたいに何かに夢中になれるほど子供じゃないな、(でも大人にもなり切れない、)みたいな時期だったので、そーゆー感覚ってのは若い頃特有で、これから先にはもうないものだと思っていた。

でもそんなことはなかった。確かに昔ほどではないけど、大学2年以降もちょくちょく夢中になる音楽に出会った。ただやはり、昔に比べるとそのブーム?の寿命は短く、自分への影響度も大きくはなかった。

今日でも、やはり夢中になる音楽が時たま見つかっては、愛聴して、を繰り返しており、期間は短いものの頭ん中で流れては止まないこともある。

そんな自分が、冒頭の通り、頭ん中に同じバンドがずっといる感覚を感じている。いつもなら寿命1ヶ月未満ほどの感覚が、2ヶ月以上も続いてる。
ことある毎に曲のワンフレーズが頭から離れなくて、という現象が1日に何回も起きる。しかも同じ曲じゃなくて、同じバンドの違う曲でも起きるのだ。

これが嬉しさとか興奮とかと同時に貴重だな、とも思っている。珍しい現象とか動物と出会ったようなかんじ(?)。この感覚はまたいずれ忘れてしまうだろうから、こーやって思いを何か形にしようと思った。

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the  smashing pumpkinsでした。
初めはピンと来ず、声変だなくらいでした。その後も何回か聞く機会あったけど特に何も思わず。
それからしばらくして、今年の春頃Ava AdoreのPVをみかけ、動きが変なのが何故か印象に残り、何回か見てるうちにサビが切ない(エモい)ことに気付いてハマってしまった。

今はzeroのギターリフとbullet  with butterfly wingsのサビ、stand inside your love のサビが離れんです。なるべく長く鳴り止まんで欲しいです。