みなさん、こんにちは。

涙が枯れるとはこのこと。

曲が変わる度に泣いていたのは、私です。

テレビの中、スマホの中

たくさん女神たちの姿を見てきたけれど

この目で拝むのは初めてで。

アリーナ席の北東7列だったの。

開場してすぐ入場したからまだ人はまばらで。

ステージからとても近かったから、

ウキウキワクワクしてたのね。

しばらくして私の前の席に人がやってきた。

縦にも横にも大きい男性。しかも2人。

えっ？えぇ？！

壁やん！ほぼ壁やん！

ちょっと残念……気持ちが下がって……

いや！隙間から見える！大丈夫！
と自分に言い聞かせる。

そしていよいよ始まる。

TokyoCalling

うぅぅぅわー！！！！！

出てくる出てくる！どこからそんなに水が出るのか？！涙が止まらない！！

女神たちが目の前にいる。

なんか、なんだろう

かわいいんだけど、かわいいという言葉で片付けられない謎の愛おしい生命体

私は同じ惑星に同じ時代に生きている。そして。
空間を共にし、女神たちが吐いた息を吸っている。

気持ちいい……
ただただ気持ちいい。

目の前の男性の壁なんぞどうでも良くなるくらい私は昇天しそうになっては堪え、昇天しそうになっては堪えを繰り返し、しばらく情緒不安定になったところですーちゃんのMCが始まる。

(SUZUKA)こんばんは！say！

(みんな)こんばんは！

このやり取りを何回かしている間私は、

おめでとう。
本当におめでとう。

長かったけどこんなに沢山のファンに囲まれて、

四神の絆と愛とパワーは

まさに無敵そのもの。

おめでとう。

心の中ででそう叫んだ。

少し落ち着いた頃に、

目の前に男性の壁があることを思い出した。

しかし、今まで壁があることを忘れていたんだからこの件は大した問題じゃない。

そう気づいた時、再び心の底から楽しむ準備をした。

また女神による神曲が始まる。

本当にすごい。ダンスが本当に凄い。
実力派アーティストだな。

そんなことを興奮した頭で考えていたら

目の前の男性が踊り出した。

えっ？えぇ？！

踊れるん？！踊ってるやん！

しかも上手！

練習したんだなあ！好きなんだね！

愛を感じる。

女神様たちよ、

あなた達はたくさんの人達に愛されているのよ。

本当に、愛に溢れていて、それでまた泣いた。

2023年、オトナブルーで一躍有名となった女神たちだけれど

それまでは「無名ですけど何か？」と題して各地をまわるほど有名とは程遠いグループだった。

今年で9年目になる女神たち。

時間がかかったけど本当に凄いことをいくつもやり遂げている。

ここまで来るのに、沢山迷って迷って時にはぶつかって

ずっと認知度が低くてどうしたらいいんだろう……って悩み続けて。

迷っても進み続けたから

海外ツアーや、アリーナ、武道館ライブまで

達成出来たんだ。

そう女神は仰っておりました。

ありのまま生きることができたら
それは素晴らしいことです。

でもありのままって何？

ありのままの自分って何？

ありのまま…ありのまま…

Ant's mom…？

(み)Google先生教えてください。

(G)はい。ありのまま生きるとは、今の自分の在り方を肯定し、取り繕ったり気負ったりすることなく生きることです。

(み)すみません、よく分かりません。

(G)……。

私は基本、自己肯定感が低い人間だからありのままとは程遠い生き方をしているわけです。

ありのまま生きることができたら
いつどこでも、変われるはずさ。

女神たちは唄う。
そして言った。

自分らしく生きるって難しいんですよ！
だから、苦しいとき、しんどい時、迷った時は
私たちを頼って欲しい。

正直、今日武道館に足を運ぶのが億劫だった。
物事にはなんでも始まりがあれば終わりがある。

人生だって地球だって宇宙だってそうだ。

終わるのが怖くて、楽しみだなぁって思ってる時がいちばん楽しくて。

女神たちが歌い終わって会場の照明がパァァとつく瞬間が怖くて。

明日は仕事だし。

天国から地上に叩きつけられるような想いをするだろうなあと考えたら恐ろしくて……。

でも終わってしまったら、

また明日からのんびり頑張るかあって

そんな気持ちになってて

予想外の結末だった。

全く明日の心配をしていない。

なんか心が暖かい。

ふわふわしていて
干したての大きな大きな羽毛布団に包み込まれているような気持ちよさを感じてる。

私は青春部に入部しますので

次、女神たちを拝めるのは5月の9日ということになります。あと、4ヶ月。

それまでにはバイクの免許も取れているだろうし(というか取る。)ツーリング日記も書き始められるかな……。

最高の一日が終わりました。

次の最高の一日まで生きる。

また会おうね