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神戸FWウェリントンが語る過去・現在・未来

-ビジャ、イニエスタ、ポドルスキとプレイする事について
ビジャは移籍間もないが、皆と良い連携を築いている。
特にイニエスタとはね。彼は虚栄心が無く本当に謙虚な人なんだ。

-昨シーズンは?
W杯前ポドルスキが怪我をしていた時は1番良いプレイが出来ていたが、吉田監督が去りリージョ監督が来てから自分もチームもパフォーマンスが落ちてしまった。

-実物のポドルスキはSNSで我々が持つ印象程明るくないって本当?
少しはマシになったよ。彼は中心人物であるが無口だ。
皆と悪ふざけしたと思えば、黙って家に帰る日もある。
ここ日本でサッカーは職業であり、日本人にとって勝とうが負けまいがどっちでもいいんだ。
だから”勝ちたい””もっと上手くなりたい”っていう人には難しい国。
そういう理由でポドルスキが無口で閉鎖的なんだと思う。

-来日の経緯と湘南〜福岡時代。
ドイツでプレイした経験が似たサッカースタイルの日本への順応を助けてくれたけど、ドイツを去った時日本でプレイするなんて考えても無かった。
ペロッタスでプレイしていた時湘南の幹部が僕の試合を観に来て気に入ってくれたので移籍した。
チョウキジェ監督はブンデスリーガが好きだから、僕がドイツにいた時から契約しようとしてくれていたよ。
彼のサッカー哲学と上手くハマり、彼は僕に”夢中”になっていた。
ただ湘南とは契約を更新したくなかったからブラジルに戻ったんだ。
でもキャンプに参加せずポンチプレッタに移籍したのは自分のミスだ。
リズム感もコンディションも整っていない状態で既にシーズンが始まっていた。 そして半年後福岡に移籍した。

-アイドル、イブラヒモヴィッチと対戦したよね?
LAキャンプで自分のアイドルである彼とプレイ、しかもCKで彼をマンマークをする時は緊張したね。
意図せず彼を怪我させるんじゃないかと。
試合後マッサージを中断してまで写真を撮ってくれたりコミュニケーションが取れた。
ビジャ・イニエスタ・ポドルスキ・イブラヒモヴィッチが揃った試合で初めて気づいた、”何故スタープレイヤー達は味方にウンザリするんだ?”と。
彼らは味方が考えもしない付いてこれないレベルのプレイをこなせてしまうからなんだ。

-ヴィッセル神戸
お金のあるチームだよ。メインスポンサーはバルセロナ、ウォリアーズをスポンサーだし、野球チームも持っている。
ビジャ・イニエスタ・ポドルスキの契約はセンセーショナルだった。
彼ら皆と同じマンションに住んでいるよ。

-ブラジル帰国の意思は?
今年末で神戸と契約が終わる。
この休暇の間シャペコエンセの幹部と会い誘われたが、神戸と交渉迄はいかなかった。
古巣インテルからもコンタクトがある。
またFC東京と中国のクラブからオファーを受けたが、自分の希望はブラジルでプレイする事。
精神的肉体的に成長したが年齢的にビッグクラブでプレイ出来る時間は限られているし、自分のようなセンターFWの人材がいないブラジルでプレイしたいんだ。

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