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怪獣をつかう者 画像版 138話 B

#画像版は疲れたら急にやめる場合があります 

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自動ドアをくぐるとすぐにひんやりと肌に張り付くような空気が出迎えた。照明が弱いせいか、なんとなく洞窟のような雰囲気でもある。丁度、最初のカメの水槽の前にツアー客が集まっており、コンダクターが中国語で何かを説明していた。

「ここは後回しにしよう」と言って、伊東はその人だかりの後ろを回り込んだ。「カメは甲羅が邪魔だからなあ。どっちかというと、トカゲのほうが可能性は高そうだよね。トカゲいるかな?」
そう言って彼はズボンのポケットから折り畳んだ紙を取り出した。
今朝印刷した「怪獣」の絵だった。

神白も横から覗き込んだ。「何とも言えないよねえ、これだと。けっこう、ぼやけているというか。まあ、トカゲっぽいと言えばそうだけど」

「どう?」伊東はカメレオンの水槽の前で立ち止まり、丸太の陰に半分隠れた姿勢で微動だにしないその生き物と、持ってきた怪獣の絵を並べるようにかざして、見比べた。

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それはともかく「ゾンビつかいの弟子」は二次創作、ファンアート、絵、歌、朗読、無断転載、再配布、全て自由です。作者を偽らないでくれればあとは何をしてくれてもかまいません。もし面倒なら、特に報告なども不要です。皆で可愛がってやってください。

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森とーま@文フリ東京11/24

アラサーのママです。#小説 タグを無差別に読みます。長編小説「ゾンビつかいの弟子」をよろしくお願いします。目次ご覧ください→ https://note.mu/toma_mori/n/n40761080856c 現在は続編「怪獣をつかう者」連載中。

怪獣をつかう者 画像版

怪獣をつかう者 テキスト版の分割・再投稿になります。PC向けメイン、スマホでは見づらいかも…orz  毎日タイムラインを眺めていれば何となく話が追えるような感じを目指しています。「うちの環境だと見えない」とかあれば、ご指摘ください。
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