アナウンサー「臨時ニュースを申し上げます。霞が関上空に巨大なUFOが出現しました。UFOは今朝七時頃現れ上空200メートルで少しずつ下降したり上昇したりを繰り返しています」

※これからは宇宙人の会話を日本語に翻訳してお伝えします

宇宙人A「おい、もっと石炭入れろ。高度が下がってるぞ」

宇宙人B「はーい」

宇宙人A「それからお前ら、もっと漕げ。ちっとも前に進んでないぞ」

宇宙人C「一生懸命漕いでまーす」

宇宙人A「地球人に俺たちミエハリ星人の科学力を見せつけてやるんだ」

宇宙人D「何で見栄張る必要があるんですか？」

宇宙人A「それは、だな。科学力を見せつけて地球征服をだな・・・」

宇宙人B「四人で？」

宇宙人A「やっぱり友好ムードで行くか」

宇宙人C「ってか、素直に助けを求めましょ」

宇宙人D「何処へも行けないんですから」

宇宙人A「だね」

アナウンサー「UFOがフラフラと降りてきました。そして扉が開いて中から巨大で美味しそうな宇宙人が出てきました。ゴクリ」

宇宙人A「何かみんな舌なめずりしながら俺たちを見てるぞ」

アナウンサー「丸焼きです。まるで豚の丸焼きです。とても良い匂いがします」

宇宙人A「やっぱり宇宙船に戻ろう」

宇宙人B「もう遅いです。CとDが捕まりました」

アナウンサー「これは宇宙からの贈り物です。食糧難のこの地球に宇宙から美味しい豚の丸焼きが届きました」