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優美堂の防空壕と屋上の対比

この神田小川町にある額縁店「優美堂」は、築80年だと聞いています。詳しい歴史は僕もあまり知らないのですが、最初はこの半分の間口だったのが、増築を繰り返しながら横にも縦にも広がっていった、と。

防空壕が残っていることから、戦時中には既にここにあったことが分かります。この防空壕、現在は補修が必要なため一般公開はしていませんが、額縁の搬出の時や、現場の施工作業中は中を見ることができました。

このニオイとか、体感的にも心理的にもちょっとヒンヤリとする感じとか。時代の蓄積が現れている、独特の雰囲気の空間です。

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この防空壕と対照的なのが、優美堂の屋上。都会のど真ん中で、周りをビルに囲まれつつ、ここだけが昭和の時代を色濃く残している感じ。ここにいるだけで、なにやらタイムスリップしているような感覚です。

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道路から見える富士山の看板、後ろから見るのも面白いです。



「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。