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4.つつじ山

「アーバンアルピニスト」とは、都会の登山家という意味。私が、週末などに東京近郊で山登りごっこをする際に名乗っている肩書だ。ちゃんと、この肩書きの名刺もつくって持っている。

アーバンアルピニストのミッションは、なるべく登らずに山へ登ること。例えば、エレベーターを使って愛宕山に登ったり、あるいはモノレールで飛鳥山に登ったり。東京とその周辺に200くらいあるといわれている「富士塚」やその遺構などを巡るのも登らない山登り活動のひとつだ。小さい富士塚などは、10歩で登頂できる。それでいて、本物の富士山に登ったのと同じご利益があると聞けば、どんどん登りたくもなる。今までに訪れた富士塚は、50を超えた。

都会の山登り、遊びの趣味としてはこれでも意外に奥が深くて楽しい。

■つつじ山について

日比谷公園には、2つの「山」がある。もちろん、国土地理院が認めた地図上の本物の山ではなく、山という愛称で親しまれている人工の盛り土である。

そのうちのひとつが、このつつじ山。

つつじ山には30種類あまりのツツジが植えられており、3月から5月のシーズンには綺麗な花を咲かせる。江戸時代につくられた貴重な古園芸品種もあるそうだ。日比谷公園のサービスセンターではパンフレット「日比谷公園の躑躅(ツツジ)」も配布されている。

あいにく下見に訪れたのが夜だったので、冒頭の写真は真っ暗だが、公園散策の当日は緑のツツジの木に覆われた山を見ることができるだろう。

■参考資料

都立日比谷公園(Hibiya Park, Tokyo) 園長の採れたて情報
https://twitter.com/ParksHibiya/status/1118046805936050176


「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。