【資格取得】ウェブ解析士

4月下旬にウェブ解析士に合格しましたので、その過程を残しておきたいと思います。Googleアナリティクスも扱ったことがなく、アクセス解析についてほぼ無知状態からのスタートでした。

●ウェブ解析士の資格とは?

一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)では、「成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格」としています。

●ウェブ解析士を取得するまで

▼無料講座に参加

私が初めてこの資格を知ったのは2018年10月。きっかけは会社で推奨していたのと、マーケティングに元々興味があったからです。まずは勉強を始める前にウェブ解析士について話を聞いてみたいと思い、11月上旬に無料のオープンセミナーに参加しました。2時間ほどの講義で、ウェブ解析の説明や簡単なテーマでのグループワークを体験したことで、資格取得への意欲が高まりました。

が、ここで思わぬ事実が発覚!!!

この資格は1年ごとに出題範囲が変わる試験で、切り替えが1月とのこと。さらに講義の中で「年々範囲も広くなっているし難しくなっている、特に2019年は大幅に変わる」とのお話が、、、この時点ですでに2018年版公式テキストを購入しており、2019年2月頃の受験を考えていた私。実はこの時「ITパスポート」の勉強中だったのです、、、

▼勉強開始

2018年のうちに合格しないと厳しそうだな~と思い、年内受験を決意! 勉強方法は公式テキストをひたすら読む→各章ごとにある問題を解く→わからないところは再度戻って覚えるを繰り返しました。平日は1~2時間、休日は5~6時間ほどを費やしたものの、300ページの公式テキストを1周するのもかなり時間がかかりました。範囲も広く、わからない言葉だらけの中で一番苦労したのが3文字の言葉。省略されると似たものが多くて混乱したので、自分でわかりやすくテキストに付箋を貼ったり、Excelにまとめたりしていました。

▼認定講座+試験

そして、2018年最後の認定講座の日に『後藤塾』で認定講座を受けました。午前中から夕方までの講義は、事前に予習をしている前提で進みました。資料をもとに用語解説から始まって、講師の方の過去の実施例の話もありつつ、施策例をもとにしたグループワークなどを行いました。グループワークでは、自分一人では気が付かないであろう視点からの予測などもあり、とても刺激を受けました。

講師の方の過去のウェブ解析の例では、某ゼネコンのサイトのPVが急激に上がったのはなぜか?ランドセルが売れる時期はいつか?など、その理由が意外なものも多くて非常に興味深かったです。

講座終盤には試験の進め方のアドバイスもありました。私はこの認定講座終了後にそのまま同じ会場で試験を受けました。(テキスト持ち込み可ということで甘く見ていた部分がありました・・・実際テキスト見て確認する余裕はほとんどないので、やはり認定講座のあとに復習をきちんとしてから試験に臨むことをお勧めします!)

結果、、、69%で不合格、、、(合格ラインは70%らしい)

▼2019年勉強再開

2019年仕事始めと同時に2019年版の公式テキストを購入。噂通り、分厚い、、、ページ数は驚きの450ページ!!! 中をざっとみると各章の終わりに練習問題がない!初めて見る言葉がかなり増えてる!ということで、勉強の進め方を、2018年版の練習問題を解く→該当範囲の2019年のテキストを読み込むという流れに変更しました。2月に入り、あまりの量に心が折れそうになり諦めかけましたが、何とか復活!

▼再試験

4月下旬にオンラインで受験をしました。前回会場で受けた時に、隣の人が激しくテキストをめくる音が気になったのもあって、自宅で受けられるのはありがたかったです。

結果は、、、72% 合格しました!!!(ギリギリ)

▼課題レポート

テスト合格後の課題レポートは、Googleアナリティクスを実際に使用してレポートを作成するというものでした。初のGoogleアナリティクスでの作業でしたが、きちんと作成方法が書いてあったので数時間で作成ができました。

●取得してみて

いざ勉強を始めてみたら、全く知らない言葉ばかりで頭が痛くなりましたが、公式テキストの説明もわかりやすく、ネットでも単語を調べると関連ページが多く出てきていたので、世の中の関心の高さを感じました。この資格は1年ごとに更新が必要なので、来年もまた頑張ろうと思います。


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