見出し画像

排熱再利用が解決策なのか

うちには猫がいます。なのでエアコンはつけっぱなし。そんなとある真夏の昼下がり、エアコンが壊れました・・・まあ10年選手でしたし、色々調べてみると最近のエアコンのほうがはるかに省エネらしい、ということで買い換えることにしました。

ついでに色々な機器の消費電力を調べてみました。

あらびっくりウオーターサーバーがカタログスペックの倍以上、月2000円近くも電気食ってる。・・即座にウオーターサーバーと水の宅配をやめました。ウオーターサーバーは温水も冷水もいつも使えて便利です。でも猫に超軟水を飲ませてあげたくて導入したRO水です。猫用の常温水は、温水と冷水を混ぜて作るという、なんだかなあという代物でした。

消費電力は、こんなもので測れます。

本当は電力会社が機器ごとの消費電力とかを記録してくれるといいんですが、話題のスマートメーターでも無理みたい。

さらに大物が現れました

他にはないかと探してみると、私のMacPro2012、スリープ時44W、稼働時は280W(モニター含む)も電気使ってる。スタンバイ時でもほんのり暖かかったし、ちょっと作業させるとファンがブンブン回る。アメ車の如く電力を貪り食い、盛大に排熱しまくる。

コーヒーを置いて保温できないかと思ったけど、こぼしたら大惨事になるのでやめました。同じようなことは誰しも考えるものの・・

排熱を利用してフライドチキンを保温するPC。まあ、ネタとしか思えませんが、排熱を抑えられないなら、何かに利用しようという姿勢は間違っていません。でも、なぜフライドチキン?ゲームしながらじゃ手が汚れるだろう・・ピザバージョンはないのか・・

秋口になって真打登場

そこに6月のWWDC以来話題のApple Silicon搭載Macが突如発売。店頭で触ってみると実にサクサク動く。思わず即決購入しました。そもそも電子機器の排熱って、無駄以外の何者でもないわけで、M1 Macは、それを微細化やCPUコアの構成を工夫することで低消費電力かつ無駄な排熱を抑えるのに成功しているようです。

思わず店頭買いしてしまったMacですが、結局ファンレスのMacbook Airを選びました。大画面の作業効率の良さは捨てがたいものがありましたが、最近ではWebや各種SNSの閲覧にはじまり、写真の整理・編集から、Amazon Photo等へのbackupまで、大抵の作業はiPadで済ませられるようになってきたので、物は試しです。

とはいえ、大画面の方が、作業効率が高いのは事実です。

パネルヒーター内蔵と揶揄されるプラズマディスプレイは論外としても、バックライトがいらないから低消費電力とばかり思っていたOLED TVが実は液晶TVより消費電力が大きいとか。一度知ってしまった不都合な真実から目を背けるのは、なかなか難しいです。是非とも低消費電力なディスプレイを開発していただきたいものです。


#排熱 #消費電力

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?