MANGA PROJECT➃|1人が辞めるということ
「漫画を読まずに勉強しなさい」の一言を、この世から無くす漫画プロジェクト
ここでは、彼らが、プロジェクトを始めてから、その実現したい世界に向けて走り続けるストーリーを残していきたいと思います✨
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テーマ
1人が辞めるということ
「はじめるより、辞めるほうが勇気がいる」
これは、何かをはじめ、辞めた経験が多い人は、よく感じるのではないでしょうか?
今回は、11月の中旬に、メンバーの1人がプロジェクトを辞めた。
理由は、
「自分が時間を使いたいほど、夢中になれない」
もちろん、学祭の実行院長の仕事が同時期に被り、学校ではしたことのないプロジェクトで、バタバタになってしまったタイミングの悪さもある
ただ、私が素晴らしいと思うのは、メンバー内に仲がいい幼馴染がいて、プロジェクトも半分以上進んでいる中で、自分で辞める選択をしたこと
仲がいいほど、時間が経るほど、辞めることが難しくなる
他人に選択を委ね、他人に辞めさせられるほうが楽だ
その中で、17歳が、自分の判断で、自分の選択をし、それをきちんと対話を通して辞めることを伝えた
こういう時に大事なのは、見守る保護者や先生やメンターは、
「生徒と、どのような目的と目標を持って、プロジェクトを行っていくか?」に、ブレないことが大事だと感じた
生徒がプロジェクトを最後までやり通すように導き、時には手助けをし、今ままでより上のフェーズに引き上げるか?
プロジェクトという媒体を通して、生徒が自分で選択していく能力を養うか?
この目的を混同させると、プロジェクトも、生徒の個人も、成長はしない
だから、どのようなスタンスで、生徒に関わるかは、初めからはっきりさせておく。
ちなみに今回は、決定と最終制作物の作成は、すべて高校生にしてもらう。その作成サンプルモデルや進め方の方法は提供する、と割り切って三カ月を進めた。
「自分で選択する」
これだけは、絶対に本人達にさせるスタンスで。
プロジェクトなんて、人生長い歴史の1ページでしかない
だから、その結果がどうなろうが、未来が決まるわけでない
だからこそ、わずか1ページを大事にしなくてはならない
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彼らは、「漫画なんて読まずに勉強しなさい」の世界を無くすことができるのでしょうか?(・・?!
次回に続く…
By マエダリュウセイ(プロジェクトメンター)
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