アーセナル
GK：ラムズデール
DF：ホワイト、サリバ、ガブリエル、ジンチェンコ
MF：ウーデゴール、ジョルジーニョ、ジャカ
FW：サカ、トロサール、マルティネッリ

エバートン
GK：ピックフォード
DF：コールマン、キーン、ターコウスキー、マイコレンコ
MF：イウォビ、オナナ、ゲイエ、ドゥクレ、マクニール
FW：モペー

前半

前半の立ち上がりからエバートンがプレスをかけて、アーセナルにあまり保持させないようにしてきている。

5分　ショートコーナーから最後はジョルジーニョがシュートするも、枠外へ。

7分　ドゥクレからモペーへパス。モペーは前を向いてシュートするもラムズデール正面へ。人数がいただけに少し簡単にシュートまでいかれてしまった。立ち上がりというところもあり、もう少し強めにいきたかったシーンであった。

8分　エバートン陣内でジョルジーニョがボールを奪われ、カウンターを仕掛けれる。ドゥクレが運び、マクニールへパス。マクニールのクロスをモペーが合わせるもラムズデールの正面へ。ジョルジーニョに対してサポートが遠かったこともあり、ボールを奪われてしまった。トロサールに簡単につけてもよかったかなと思うシーンであった。

アーセナルは何回かサイドチェンジをしているがあまり、楔のパスがなく、エバートンからしたら守りやすい展開が何度かあった。ワンツーとかを使っても、あまり崩せる感じはなく、時間だけが過ぎていった。
ホワイトやジンチェンコはフリーになることが多いので、ドリブルで運んで相手を吊り出したりしても良かったのかなと思う。

攻守においてイウォビが効いているシーンが何度かあった。ボール奪取して縦にボールを運んだり、守備ではプレスバックしてマルティネッリからボールを奪ったりと、要所要所でいいプレーがあった。カウンター型のチームの方がいきそうな選手だなと思った。

28分　ゲイエが引っ掛けてボールを奪う。そのままボールを運び、ドゥクレへパス。ドゥクレはクロスを上げると、モペーがトラップしシュートするもガブリエルがブロックする。ガブリエルのシュートブロックや、1VS1の対応における信頼感が試合ごとに増してきている。

40分　ホワイトからパスを受けたジンチェンコが中に仕掛け、相手DFの間でフリーとなっていたサカにパス。ボールを受けたサカは反転し、右足でニアサイドを抜き、アーセナルが先制点を奪う。ジンチェンコがドリブルで右サイドに流れていたこともあり、サカがフリーとなり生まれたゴール。サカのファーストタッチからのセカンドタッチでの反転、そして右足のシュートまで見事であった。エバートンの守備が崩せず、いい形でのシュートシーンがなかったが、ワンチャンスで先制点を取れたのは非常に大きい。

46分　ゲイエがパスをしようとしたところをサカが引っ掛ける。ルーズボールをマルティネッリが拾い、ピックフォードとの1VS1を冷静に決めて、アーセナルが追加点を奪う。先制点からいい形で追加点を奪い、最高の形で前半を終える。

後半

エバートンは2点を失っていることもあり、立ち上がりからプレス強度を高めてきている。
マイコレンコとサカは何度かやり合うシーンがあった。シーズン後半になっていくにつれて、相手からサカに対してのプレス強度が高くなっていることを実感するシーンであった。

57分　ホワイトのクロスをファーサイドでフリーとなっていたトロサールが合わせるもミートせず。

71分　ジンチェンコがドリブルで運び、マルティネッリはパス。マルティネッリは左にいたジャカにパス。ジャカはダイレクトで左にいたトロサールへパス。トロサールはドリブルで持ち運び、クロス。これをウーデゴールが合わせて、アーセナルが追加点を奪う。自陣から繋いで、綺麗に崩して奪った得点。マルティネッリとトロサールがどちらも自由に中に入ったり、サイドに流れたりとポジションチェンジができることで生まれた得点でもある。最初のジンチェンコのボール運びも良かった。ウーデゴールも多少疲れからのミスが前半に何度かあっただけに、ここで得点が取れて良かった。

80分　ジンチェンコのパスにエンケティアが抜け出す。エンケティアはダイレクトでクロスを上げる。これをマルティネッリが合わせて、さらに追加点を奪う。ジンチェンコのパスを出す前の角度をつけたタッチやエンケティアの抜け出し、マルティネッリのニアへの入りと全てうまくいったシーンであった。こういうゴールは見ていて楽しいなと改めて感じた。

後半は危なげなく順調に追加点を奪って終了。
久しぶりに快勝と言える勝利。
エバートン相手に大量得点がとれてよかった。