ウェストハムVSアーセナル観戦日記

2022-2023シーズン プレミアリーグ 第31節

ウェストハム
GK:ファビアンスキ
DF:コーファル、ズマ、ケーラー、クレスウェル
MF:ソウチェック、ライス、ボーウェン、パケタ、ベンラーマ
FW:アントニオ

アーセナル
GK:ラムズデール
DF:ホワイト、ホールディング、ガブリエル、ティアニー
MF:ウーデゴール、トーマス、ジャカ
FW:サカ、ジェズス、マルティネッリ

前半

7分 サカ、トーマス、ウーデゴールと繋ぎ、ウーデゴールがフリーとなっていたホワイトにスルーパス。ホワイトはダイレクトでクロスを上げると、最後はファーサイドでジェズスが合わせて、アーセナルが先制点を奪う。ホワイトもジェズスもどちらも相手の背後をとってボールを受けられており、見ていて気持ちのいいゴールだった。

10分 ウェストハムのクリアボールをティアニーが拾い、左にいたマルティネッリにパス。マルティネッリは右足でコースを作りファーサイドにクロスを上げる。これを走り込んできたウーデゴールがフリーで左足で合わせて、アーセナルが追加点を奪う。先制点から数分で追加点を奪うといういい形でこの試合に入ることができた。

ウェストハムはアーセナルのビルドアップ時に、4-4-2の形となり、トーマスに対してパケタがマンマーク気味につくことが多かった。それによってティアニーが絞ってきて受けたり、ジェズスが下がってボールを受けたりと簡単にはたいて展開していくシーンが何度かあった。
また、ベンラーマやボーウェンがプレスに行った際に後ろの選手がついてきておらず、MFとDFの間にスペースができることも何度かあった。

31分 トーマスに対してライスがプレスをかけて、ボールを奪う。ドリブルで持ち運び左にいたパケタにパス。パケタがトラップしたところにガブリエルが交錯し、PKとなる。
33分 このPKをベンラーマが決め、ウェストハムが1点を返す。

ライスのボールを奪いに行く際のプレススピードの変化が見ていてよくわかる。ここぞというときに奪い切れたり、冷静にキープしたり、ライスの評価の高さがわかるプレーが何度か見られた。

前半はアーセナルが1点リードのまま折り返す。
前節のリバプール戦同様に2点を先行しながら、1点を返されて終わるというあまり感じのよくない前半となった。

後半

50分 サカが蹴ったコーナーキックのこぼれ球をマルティネッリが前に蹴る。これがアントニオの手に当たり、PKとなる。
このPKをサカが蹴るも、ゴール左に外してしまう。流れ的に決めて落ち着きたかったとこであったが、チャンスを活かせず。
サカが外してしまった後のウーデゴールの行動は、素晴らしいキャプテンであるということが垣間見えたシーンであった。

54分 ウェストハムのロングスローをガブリエルがクリアする。このこぼれ球をケーラーがシンプルに前に送る。このボールにボーウェンが抜け出し、ダイレクトでシュートを決める。これでウェストハムが同点に追いつく。前節のリバプール戦同様2点先行しながら追いつかれてしまった。チャンスの後はピンチが来るという典型的なシーンであった。

70分 パケタの横パスをサカがカットし、ドリブルで運ぶ。ペナルティエリアに侵入し、左足でシュートするもファビアンスキが正面でキャッチ。

82分 ベンラーマの左足のクロスにアントニオがヘディングで合わせるもバーに弾かれる。フリーでヘディングされていただけに失点に繋がらなくてよかった。

試合はこのまま2-2で終了。
アーセナルにとって2戦連続で2点を先行しながらも追いつかれて勝ち点を落とす結果となった。勝てる試合をまたしても引き分けとなり、終盤にかけて厳しい戦いが続くこととなった。シティとの直接対決を前に次の試合は勝利しておきたいところ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?