スタメン

レスター
GK：ウォード
DF：カスターニュ、サウター、ファエス、クリスティアンセン
MF：デューズバリー・ホール、エンディディ、テテ、ブラート、バーンズ
FW：イヘアナチョ

アーセナル
GK：ラムズデール
DF：ホワイト、サリバ、ガブリエル、ジンチェンコ
MF：ウーデゴール、ジョルジーニョ、ジャカ
FW：サカ、トロサール、マルティネッリ

前半

1分　ウーデゴールがボレーシュートを放つも枠に飛ばすことはできず。立ち上がりからいい入りをした。

レスターが前からプレスを仕掛けてくるも、アーセナルは落ち着いてパスをを回せている感じがした。トロサールは割とワントップというよりは、下がってきて簡単にボールを捌いたりと、ウーデゴールやサカと同じラインでボールを受けることが多かった感じがする。また、マルティネッリとのポジションチャンジも何度が行い、状況に応じて、立ち位置を変えていた。

アーセナルは高さがない分、ペナルティエリア前で細かいパスを繋ぐシーンが多かった。特にジンチェンコがいつも以上に中央で受けることが多く、ジャカがわりかしサイドに流れることが多かった。いい状態でシュートを打つシーンがあまりなかった感じがするので、仕上げの部分の精度はもっと高めていく必要があるなと思った。

あとは、最近増えてきているがショートコーナーも多かった印象。だいたいキッカー＋ウーデゴールがいて、ウーデゴールからクロスを上げる選手へのパスや、マイナスへのパスをするシーンが多かった。

26分　コーナーキックからのこぼれ球をジャカがトロサールへおとす。トロサールはトラップからシュートを放つ。これがゴールネットを揺らしてアーセナルが先制点を奪ったかに思えたが、ホワイトのファウルをとられて、先制点とはならず。

少しウーデゴールのミスが多かった気がする。パスを相手にぶつけたり、ボールを奪われたりと、らしくないミスが目立った。ずっと試合に出ているだけあり、徐々に疲れが溜まってきているのかもしれない。

マルティネッリもボールを持ってドリブルを仕掛けるも、抜き切れないことが多かった気がする。相手にケアされていることもあるが、シーズン序盤と比べると気になる点ではあった。ただ、マルティネッリが仕掛けることによって、ジンチェンコやジャカがフリーで受けられるシーンも増えているので、そこはチームとして攻撃の形が増えるという意味ではいい。今後は質が上がってくると選択肢が多く、絞れなくなり、相手にとって嫌な攻めができるようになってくると思う。

前半はスコアレスのまま、終了

後半

46分　ガブリエルの縦パスに抜け出した、トロサールがボールを拾う。トロサールは仕掛けて、上がってきたマルティネッリに股抜きパス。パスを受けたマルティネッリはファーストタッチでシュートが打てる位置にボールをおき、冷静にファーサイドに流し込んだ。前半同様、後半もいい形で試合に入ることができた。

52分　バーンズが仕掛けてクロスを上げるもテテは一歩届かず。ちょっと簡単に相手にチャンスを作られた感があった。

52分　7が仕掛けて、クロスを上げるも37には合わず。少し危ないシーンであった。

58分　サカとオーバーラップしてきたホワイトが相手DFを引きつけ、フリーとなったジンチェンコがシュートを放つも、GKがセーブする。前節に続き、２試合連続ゴールとはならず。

72分　カスターニュがボールを奪い、エンディディ、デューズバリー・ホールと繋ぎ、ミドルシュートを放つもゴール左に外れる。失い方といい、フリーでシュートを打たれている点といい、失点にならなくてよかったという感じ。シーズンも後半戦に入ってきて、疲労からか徐々にらしくないミスも出てきているので気をつけたいところ。

試合はこのまま、アーセナルが1点リードのまま試合終了。
これで2連勝となった。
スコア以上に差はあったかなと思うが、何より勝ててよかった。
疲労感からミスが増えてきているのは気になるところであるので、メンバーを変えても勝てるようになってきたらいいなと思う。特に3月の前半はELもあり、タイトな日程になるので、普段出場機会のない選手が活躍することを祈るばかり。