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悪いやつは誰だ?ドイツの授業に学ぶ

ドイツの学校ではナチス誕生からヒトラー独裁政権(ファシズム)、第二次世界大戦の終わりまでを最低2年間は時間を使うそうです。

『どういった状況でナチス政権とヒトラーを生み出してしまったか』を授業でみんなで考えるのだそうです。

そして授業の最後に先生が子供達に質問します。

「悪いのは誰ですか?」

子供達は口をそろえてこう答えるそうです。

「国民です」と。

僕はこのニュースを見てひっかかってしまいました。
悪いのはヒトラーだと普通に思っていたからです。

もちろんヒトラーは悪い、捏造改ざんを繰り返し有名著名なもの(メディア)を利用して国民を誘導しユダヤ人を大虐殺した。

悪いやつはいます、いつの時代も。

その悪いやつがやってる悪政を、知っているのに、見てるのに黙っていた。

大勢の人にまぎれて黙っていた。

ファシズムは音をたてないでやってきます。
でも日々を観ていれば感じることができます、手遅れになる前に声に出すことを僕なりに心がけたいと思う今日この頃です。

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