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アリーナから見える景色

おはようございます、こんにちは、こんばんは。春の匂いがしてなんだか気持ちがいいくまさぶろうです。と言って夏の匂いもし始めました…と書き始めたのが3月なのに6月です。ごめんなさい(笑)

official髭男dism、通称髭男…でいいのか?わたしが髭男を聴き始めたのはいつだろう。なにがきっかけか忘れた。けど鮮明に覚えているのは就職活動中の大学4年生。地元と都内と駆け回っていたときによく聴いていた。電車を待ちながら髭男を聴いて泣くのを堪えた日を思い出す。

いつか髭男のライブに行きたいと思っていたが、仕事と重なることが多く、会いに行く機会が遠ざかっていた。くそー!仕事で行けないが1番悔しい!

なんやかんやで友達に誘っていただき、今回初めてライブに行った。アリーナツアー。懐かしい会場だなーって思いながらドキドキワクワクした。なんなら1週間前から楽しみでニヤニヤしてた。ライブって言葉だけで毎日楽しくなるから毎週ライブの予定を入れたい!着ボイスでお知らせしてほしい(着ボイスって今聞かないな)

わたしがよく聴いてた頃はメジャーデビューしていなかったらしく、わたしは衝撃を受けた。嘘だろ?こんな素敵な音楽作ってるのに?(マカロニえんぴつも同様に驚いたんだよ!)多分入口がノーダウトだった気がする。いつも記憶が曖昧…


友達とライブに行くのがどうやら半年以上ぶりらしく、1人じゃないってだけで楽しくてたまらなかった!だってすぐにその日のライブの感想を共有できるんだよ!でも語彙力ないから「すごい!」しか言ってなかった筆者。もっと感想ないんかい。

髭男がどんなライブの雰囲気なのか知らなくて、ソワソワしていた。友達が教えてくれたから、心の準備ができた。チケットのシステムがしっかりしているんだよ。転売対策とか感染対策とか徹底していて感動した。

ライブ会場の中に入るとスモークがたかれているあの感じ…これ!これなのよ!ライブの雰囲気ってこうなのよ!!!久しぶりにこの雰囲気を味わって興奮した。フルキャパでぎゅうぎゅうな感じも、ライブ会場に老若男女いる感じも全てライブだ!ってなった。わたしみたいに友達参戦もいれば親子・夫婦・カップル・1人…本当にさまざまな人がいていろんな人に髭男は愛されているだなと実感した。

ライブの始まりが予想できずに、暗転した。映像が始まった。その映像も作り込まれていて…多分行って見た人は分かるけど、曲と関連した映像なんだよね!

LEDパネルとライブ照明が相まって本人たちが登場する。この瞬間、ライブが始まったと実感する。1曲目から引き込まれた。というか本当にこれは声か?というくらい圧倒された。人間からあんなに声が出るのか?高音も低音もしゃくりもビブラートも全部さとっちゃん(Vo.&Key.)から出てると思うと怖かった。同じ人間とは思えない(褒めてるよ)

にしても楽器もすごいんだよ。メロディラインもすごい。技術がすごい。後ろにいるサポメン?の人たちもすごい。なにもかもすごい。そもそもメンバー全員どこまで楽器できるの?ってくらい全部やっていて、多分1人5役じゃなくて5人くらいいるよ(どういうこと)サポメンの人たちが煽るってあまり見たことがないけど煽っていて、うそー!楽しいじゃん!!!こんな世の中だけど手拍子で楽しませてくれる髭男最高だな!!!手が真っ赤だよ…なーんてこと気にせずに楽しんだ。楽しかった。

セトリの緩急さが激しくて普通ならしんどいし、切り替えるのに時間かかるけど、髭男はそんなことがない。平気でアップテンポからバラードへと繋げる。曲間も意外と短くて、大丈夫?あんなに声出してるのに平気?休もう???ってこっちが心配になるけど全然変わらないのがすごい。体力めちゃあるんだな…わたし2時間立ちっぱで足がガクガクしました。来たるライブに向けて体力をつけよう…

後半の演出も抜かりない。なんだあの演出。口が開きっぱなし!楽しませる天才なんだなって。映像を駆使するあの感じとライブ照明とメンバーの楽しそうな表情が今でも思い出して楽しくなる。ニヤニヤしちゃうんだよね〜〜汗かいたわ…拳上げるあの感じ…ライブで交互に腕上げないと筋肉痛が偏るから気をつけないとね!!!本当に好きな曲があると自然と踊ってしまって、周りの人たちが手上げていたり手拍子していたりする中で踊ってしまった。純粋に音楽を楽しんでいたよ…

ふと周りを見渡すと、筆者からしたらお父さん世代の人が手を上げて楽しんでいた。なんだかこっちが嬉しくなった。音楽はいろんな人の心を掴むし、楽しませてくれる。髭男は今やテレビやCM、SNSでは見ない日はないほど有名になったけど音楽を通じて楽しませてくれる。ただ有名だからではなくて、人それぞれ好きな曲、ライブで発見した好きな曲とかあると思うんだよね。そういった楽しさを忘れさせない、むしろ思い出させてくれるバンドだなって思った。


2020年は、どのバンドもエンターテイメントに携わる方も苦しい年だった。今もその渦の中である。髭男は今とっても人気で有名で悩むことのないバンドだと勝手に思っていた。でもバンドがライブをできないってどれほど苦しいことなのか。この日のMCを聞いて考え深かった。数字や何かに追われなければいけない時もあるけど、純粋に私たちに音楽を届けてくれる。いい曲ができて聴いてもらう。私たちにとって音楽を聴くことは当たり前なのかもしれないけど、実は当たり前なんかじゃない。命を削ってでも1曲にかける想いがある。だからこそ、演者も観客も熱い想いがあるんだよね。久しぶりに熱くなった。体感温度もあるけど(笑)胸が熱くなったってこういうことなんだなって。


アリーナでのライブも久しく、なんだかライブいいなって思いました。わたしはライブが好きだし、可能であるならば全国飛び回りたい。そのくらいいろんなライブをもしくはフェスを見に行きたいと思います。感染対策というものは付き物だけけど、その中でいかに楽しめるか。どんな状況でも演者は観客である私たちを楽しませる工夫をしてくれている。だから声は出せないけど、拍手とか拳突き上げるとか各々の楽しみ方や愛情表現をしていい気がする。踊るのも正解だし(周りには気を遣ってね!)揺れるのも。音楽を通じてみんな楽しそうなのが何よりも1番だと思います。


これを機にライブの予定が続々、ましてや今まで行けなかったバンドのライブに行くことができる。その楽しみを噛み締めて今日も生きていく!!!


くまさぶろう



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